水夏(DC版) PC/PS版も発売中

二話 三話 四話 最終話
第一話:越えゆく物
最初、これ本当は詳細レビューする気さらさらありませんでした
普通に簡易レビューで済ませるかって思ってました

軽くプレイ(30分くらい)していった所では、
まぁーあんまり引き込まれる要素はなかった
何かダラダラしてるなぁーっと、、


………
……



1時間後



ごめんなさい、、ボクが間違ってました



問答無用、買えッ!!

責任は俺が持つ!(マテ
こいつぁーすげーゲェムだぜーな雰囲気が、
びしびし伝わってきます、


まぁとりあえず、レビューを読んでからも遅くはありません
そしてじっくり検討すれば良いでしょう

てか最初に言っておきます
これは、ギャルゲー必須科目です
これをプレイしなければ卒業出来ません



とりあえずテキスト良すぎッ!

かつてONE2で味わった感覚が蘇ってくるようだ
主人公の台詞周りが最高です、面白すぎます
シナリオライターさん、あんたら激しく攻めすぎだよっ(笑
ONE2の方が一枚上手だが、ギャグ強調なら負けてません


まぁそんな感じで、とりあえずプレイヤーの興味を離さず、
シナリオを進めていく訳ですよ、、

現在、過去、人物の視点変更、これらが目まぐるしく変化しながら
シナリオが進みますが慣れてきたら、もうグイグイきます

前半〜中盤あたりまでは何か普通の恋愛風味ゲェムだなぁと思ってましたが、
中盤から強烈にキマす、



目が離せません、好奇心が疼きます、日常に突如襲いかかる、
オムニバス風味な
シナリオへの転換



こいつぁ〜凄い事に
なってきたぜぇええッ!

テンションかなり上がってきました

それに双子の姉妹が主人公を巡って争奪戦を繰り広げる訳ですが、
仲が良かった二人に亀裂が入ってくる過程とか、もうウマイね
全然萌えとか感じませんが、何かイイです、、

おいおい、この先どーなるのよ!?って感じで止まりません(禁断症状デス

そして、衝撃的なイベントで思わず、



ぎゃあああああ〜〜ッ!




絶叫ッ!


ちゅうかさ、ちゅうかさッッ!!!

とんでもない
展開になって
きましたよ!?


こいつぁーキタぜ!!

というか、マジで
震えた
そして少し怖かった(ほぇ?

そして予想を裏切るシナリオ展開!!
ヤッテクレルッ(・∀・)

そのまま一気に1章エピローグへ〜

‥‥何だ、何なんだよ、このシナリオ、、良すぎじゃねぇかよ!

はぁ〜〜余韻に浸ってます、、良すぎですマジで
どうしようもなく良いです

このままいくと家族計画を越えるかもしれません(ぶるぶる
とりあえず次の章に進むことにするか‥‥
第二話:シナリオ担当変えたろ?
前回、書いてなかったので補足しときます
このゲームは全4章仕立てで、章毎に主人公、ヒロインが違います
つまり1章と2章には何の関連性もない‥‥
と思いきや舞台は同じなので微妙にザッピングかましてる、
思わずニヤってする要素がありました、

さて2章ですが、テキスト、、明らかに変わってます
面白みに欠けるっていうか‥‥ギャグテイスト風味完全封鎖って感じでした
個人的にはギャグテイストなテキストめちゃ好きなんで、
ちょっとダラダラしてました

それにシナリオは1章に比べると少し難解だった、、
オムニバスな雰囲気が、かなり薄れてます
どちらかというと血が‥‥

2章のシナリオ全体の流れ、、思ったんですけど、
どことなく、女流作家風のシナリオかと、

こうね、感じるんだよ、、何かグッとこみ上げてくるものをさ、
今までやってきたゲームとは何かが違う、、
これは、、これは何なんだろう?ってな感じです

好奇心渦巻くような展開には乏しいですが、
綺麗にまとまっていると思います

展開も二転三転四転する感じで
最後まで気を抜けませんでした

まさに、
予想を裏切る展開
ってやつです、ええ、そりゃもう素晴らしい程に、

ただ、惹きつける要素が薄い、残念だ

ここは、CGだろう!?って所でCGなかったり、
音楽的にもインパクト欠けてる、、
演出が下手な
それなりに良質なシナリオ

と言ったところでしょうか?

1章のインパクトが強すぎでした

ただ、2章のヒロインこと、さやかの声キャストの方、、

恐ろしいほどに

演技が上手いんじゃああ


つーか本気で上手い、マジで上手い!洒落にならないです
いいね、感情こもってて、迫真の演技ですよ
掠れて声が出ない台詞なんて良くやったと称えたいですね

余談ですが、2章主人公の妹キャラにはやられました
電話で話すシーンしかなかったんですが、お兄様?ですよ
いや、こりゃ何か期待します、ええ、とっても楽しみです3章が(笑
第三話:予測不能
オープニングムービー
それはゲームの華とも言える非常に重要な演出である
重々承知の上、製作されている産物なのだ

OPムビの善し悪しだけでゲームの売れ行きが、
大幅に変わってくるという(いやこれ、ほんとです)

ぶっちゃけ主題歌がキーポイントになる訳ですな、、
水夏のOP‥‥何というか、
なかなか素晴らしいです

派手さはないが、稚拙さも感じられない、、そう、これで良いんです
あとは主題歌が全面的にカバーしてます、同期取りも微妙にグット
ツボでしたよ、ええ、そりゃもう、、

さてゲームの方に話しを戻しましょう
今まで、プレイヤーの予想を見事に裏切る展開で、
激しく攻められ、見事にハマってましたが、、

もう慣れました
今回はそうはいかないぜっつーか、、


とりあえず、2章と同じく単調なテキストです
ギャグとオカルト要素が更に減ってますねぇ

で、今回の設定、、、
妹と恋人、、と主人公、、ほぉ‥‥三角関係ってやつですか、、
しかも妹とは血が繋がってないという、
まさに狙い澄ましたような設定が何とも言えません
しかも二人とも主人公にベタ惚れって感じがヒシヒシと伝わってきます
まぁ後に大どんでん返しを食らう事になるんですが、、

シナリオは主人公サイドと、記憶喪失の少女サイドが交互に進みます
全く関連性が見えない、この二つの視点が、どう繋がるのか?
ここが3章の最大のポイントでしょう


進めていくウチに、ある違和感が芽生え始めます
これはどうもおかしいと?いや、普通のザッピングじゃないんです







じ、時空軸!?

そうきたかぁ──ッ!!



ちくしょう、こんな手法があったとは、、やってくれるじゃねーか!
さぁそのまま、一気に真実を見せてくれっ!!




って、な、ないぃいい!?



やべぇーまたやられた、
また予想を裏切られた


まさか、こういう結末とは‥‥


水夏スタッフ、あきらかに
プレイヤーの裏をかく事に
情熱を燃やしてます


シナリオとしては、普通な感じでした
この作品、予想を裏切られたい人に激しくお勧めです
第四話:ハートブレイクショット
いよいよ最終章である4章プレイ開始
今までノベルタイプの文章表現からウィンドウ枠のADVタイプに変更で心機一転

ヒロインは各章でチラッと登場していた名無しの少女です
彼女の正体‥‥それが、このゲームの鍵となっている事は明白
そんな訳で慎重に進めていきたいと思います

と、いきなり謎の夢に好奇心を踊らせる
何なんでしょう、、この夢は‥‥謎が謎を呼ぶ展開になってきました

シナリオは淡々と進んでいきます
そして、、遂に名無しの少女から禁断の言葉が発せられる、、

そう、彼女の正体(何となく想像ついてましたが)を告白するシーン、

ドキュ〜〜ッ(訳解らん擬音)


つーか、構わない、一緒にいようッ!(即答)
と、同時に恐ろしい事に気付きます、

ま、まさか、、そして自分も、、うぉ!?(錯乱気味

ここでシナリオは一気に急展開を迎える事になります
というか非常に面白くなってきました

最悪の結末が頭に過ぎります、、ドキドキしながら、
コントローラーを握る手にも、自然と力が入ります


っていうか、何か泣ける展開になってきました、、


ああ、、駄目だ、、吸い込まれていきます、、シナリオに、、


そして感情を弾け出すシーン‥‥

その、お嬢(名無しの少女)の想いに!


胸の底から熱い想いがこみ上げてきますッ(>_<)




激しくヒィ──ッツ!!

ああ、もうすげぇ〜イイよ、ほんと、、

つーか、感じろ!!
この想いを分かち合おう!!

声優さんも迫真の演技です、、
演技が上手いのなんのって、、感情むき出すシーン最高やね

マジで涙腺緩みます、久々にキマしたよ、ええ、そりゃもう‥‥

泣けたぁ──ッ!!
お嬢ぉおおお───ッッ!!(相当絶叫

そのままEDへ‥‥いやぁ〜良かったっすよ、、

ただね、残念な事があります、
それは音楽の演出弱すぎという点である


クライマックスイベント、ここぞって所で流れる音楽、
俗に言うキラーサウンドの存在がない
これは痛いです、もし凄い音楽を用意していれば、
涙腺指数200%アップ間違いなし、

全体的に音楽は、あまり良くないです、、主題歌はかなり良いですが、、
で、クリアはしたものの、シナリオ達成率75%だとか、、
CGも全部埋まってない、、
今度は、あっち寄りのシナリオを進めてみたいと思います
最終話:声優マジックで泣きゲー
第四章〜別ルートへ‥‥


涙系CGグラフィック、
やっぱりキタァ──ッッ!!



これ重要です、CGだけで泣けます


うるうるな表情で目尻に涙が徐々に溢れてくる‥‥基本ですな


泣き系CG、かなりのハイレベルかと‥‥
もしかこれ、泣きゲーですか?と思った、いや、結局泣きゲーっぽいな

名無しの少女のインパクト程ではありませんが、
同じ感じで終わりました、

さて一通り終わった訳ですがCG回収率が91%となってます

今度はCG回収の旅に出る訳ですが、
ここで大活躍のモードがあらすじモードである

簡単に言うと一度読んだシーンを、カットするモードです
高速スキップとか使う必要ないって訳やね、、
まぁスキップはボタン押しっぱなし+既読判定なし、
という使い勝手の悪さがあるので、あまり役に立たない感じだ

とりあえず、あらすじモードで救われてる訳で、
もう一度最初からやってみようという気になれます
ただほぼ1本道のシナリオなので、
やり直しという選択は苦痛を伴います、
あらすじモードがなければ、まずやってないでしょう

で、見つけました、もう1キャラ分のシナリオを‥‥
まぁー無難な感じで終わった、、CG率も100%になりました

総評ですが、
1章をプレイした時の衝撃は凄いものがあります
超・良作の予感に襲われます
が、後がいけなかったですね、2章、3章、何か普通な感じでした

4章でかなり巻き返しましたがインパクトは1章の方が高い
ただし泣き要素全ては4章に凝縮されています
不覚にも名無しの少女の涙に涙腺緩みました

迫真の演技+泣きCG+音楽(インパクトは弱い)のコンボが強烈でしたね

総評として声優さん、みんな上手です、文句なしですな

あと、このゲェームに萌えを求めてはいけません
てかキャラ絵、私的にはググッとくるキャラが居ませんでした
まぁー強いていうなら、茜ですかね‥‥
妹キャラですが文句ありますか?

またサウンドモードに作曲者のコメントがあったのが、
私的にはちょっとツボでした
2002年 8/11 攻略完了