修正パッチを当ててショートカットアイコンが
変更出来なくなったのを強引に変更しよう計画


注意
ここに書かれている事を試してWindowsが起動しなくなった
等の苦情は一切受け付けません!


そもそも何で、こんな技を紹介してるかというと、
Windows標準のショートカットアイコン が個人的に好きじゃないからです

何で好きじゃないかと言うと、ぶっちゃけ矢印が大きいので
アイコンが隠れてしまうのが気にくわなかった訳です

そこで自分でアイコンをデザインしました
それが のアイコンです

かなりコンパクトです、これでショートカットアイコンが、
あまり気にならなくなります、というか個人的には気に入ってます

それじゃ早速アイコンを変えてみましょう

実際にアイコンを変えるにはレジストリをいじる必要があります
しかし世の中は便利に出来てますね〜
そんな面倒な事をしなくても窓の手というソフトを使えば
全く知識がなくても簡単にアイコンが変更出来ます

いやぁ〜無事変更出来ました?そりゃ良かった良かった‥‥
ってそれじゃあ、このコーナー作る意味がないぢゃんよ!

まぁーいいから続きを読んで下さい

実は最近、大問題が発生しました>>参照(ショートカットアイコンが消えなくなった)
何と修正パッチをあてると、ショートカットアイコンが変更出来なくなります
ボクが発見した所では、共有ドライブのアイコンも変更不可になりました

窓の手のバグでレジストリが反映されてないのかと思い、
レジストリエディタを起動(ファイル名を指定して実行『regedit』)して確認してみると

HKEY_LOCAL_MACHINE \ SOFTWARE \ Microsoft \
Windows \ CurrentVersion \ explorer \ Shell Icons と辿ります

29がショートカットアイコンを指定する所なんですが、
フルパス指定は合ってます‥‥という事で結論は一つです
修正パッチを適用するとこの設定が反映されなくなります
流石に鬱状態になりましたね、この時ばかりは‥‥

さて、それじゃもう好きなアイコンに変更する事は出来ないのか?
答えはノー、強引な方法でアイコンを好きなのに変更する事が可能です

それでは実際に作業に移ってみましょう

そもそもショートカットのアイコンは、どれに入ってるのか?
これはレジストリエディタを見て解るとおり、
Windows \ Systemフォルダ内のShell32.dllという
ダイナミックリンクライブラリ内に格納されています

実際にDLLを開いてみると‥‥


ありました!
赤丸で囲んだ所がショートカットで使われているデフォルトアイコンです
32×32×4の4は4ビットカラー、つまり16色という意味です

勘のいい人は気付いた事でしょう
そうです、つまりこのアイコンを自分の好きなアイコンに
書き換えてやればいいのです

書き換えソフトはボクも愛好しているKH IconRewrite98を使うのが無難でしょう
それでは早速、Shell32.dll のアイコンを書き換えてみましょう

ここで問題点が出ます
Shell32.dll は常にWindowsが使用している為、
書き換えた後、保存しようとしても『ファイルは実行中です』
と警告ポップアップが出て書き換える事が出来ません

という訳で一旦 Shell32.dll をC:\Windowsフォルダ内にコピーします

そして書き換えを行います、さてこれで漸く好きなアイコンに‥‥と思い
元に戻そうとSystemフォルダに放り込んでも、
ファイルは実行中です、と同様の警告が出て上書き保存も出来ません

では、どうするのか?答えは簡単です、
Windowsを起動してない状態でファイルを上書きすれば良いのです

Windowsを再起動し、ブートメニューを表示させます
恐らく、Ctrl又は、F8キー押しっぱなしで行けるかと思います

ブートセレクト画面になったら、画面の下に注目
コマンドプロンプトを起動させます

C:WINDOWS>
と表示されるので
C:WINDOWS>move shell32.dll C:\Windows\system
とコマンドを打ちます、その後、上書きしますか?とメッセージが出るので、
Yと入力しエンターキーを押して下さい

コピーが完了したら、Windowsを再起動(Ctrl+Alt+Del)させてみましょう
そして、やっと自分の好きなショートカットアイコンのデスクトップが復活しました

因みに、ボクが作ったアイコン、欲しい方はどうぞ(笑)これ

2002年 4月1日