*Cisco [#c9ae5134] #contents -別ページ --[[SNMP>Cisco/SNMP]]~ --[[VRF>Cisco/VRF]]~ --[[LinkDown発生時の確認手順>Cisco/LinkDownManual]]~ --[[ISOリカバリ手順>Cisco/Reference#m1b55e08]]~ --[[kronによるコマンド自動化>Cisco/Reference#cd3c344d]]~ --[[SPAN(Switched Port ANalyzer)によるポートモニタリング>Cisco/Reference#z491a78b]]~ --[[ケーススタディ>Cisco/CaseStudy]]~ ~ ** 良く使うコマンド [#a8f03c5a] |CENTER:BGCOLOR(#f0f8ff):コマンド|CENTER:BGCOLOR(#f0f8ff):説明| |terminal monitor|telnet接続時でもリアルタイムにログを出力| |terminal length 0|1ページに表示されない時に出力される「 -- More -- 」を表示しない| |show clock|時刻の確認| |[[show version>Cisco/Cmd#f48fb223]]|稼働時間及び、起動理由を確認。System returned to ROM by power-on は電源ONによる起動| |show logging|シスログ表示| |[[show interfaces>Cisco/Cmd#i6bf4674]]|インタフェースの情報を表示| |show switch stack-ports|スタック構成のインターフェース情報を表示| |show int counters errors|インターフェースのエラーカウンタ表示| |show controller ethernet-controller|トラフィック カウンタおよびエラー カウンタの出力を表示| |show switch stack-ports|スタック構成のインターフェース情報を表示| |show ip traffic|スイッチで受信したIPパケットのタイプ別のトラフィックサマリー| |[[show buffers>http://www.cisco.com/cisco/web/support/JP/102/1022/1022098_41-j.html]]|バッファプールの現状確認| |show tech-support|Cisco機器がトラブルを起こした場合にサポートに情報を投げる場合に情報を取得する| |show inventory|Catalystスイッチのアップリンクに接続したGLC-Tのようなモジュールのシリアルも確認できる| |show process cpu history|CPUの負荷状況を確認。左側が最新の測定値| |[[show process cpu sorted 5sec>Cisco/Cmd#f6ba12ac]]|CPU使用率が高いIOSプロセスを表示(直近5秒)| |show env all|電源モジュール、ルータ内部の温度(ファン、アセンブリのステータスを直接反映)に関する情報を表示。&br;RPSは冗長電源であり、使用されてない場合は、is NOT PRESENT の出力| |show cdp neighbors|隣接するCisco機器の要約情報を表示。&br;detailを付与すると詳細表示(IPアドレス等の情報も表示される)| |show ip interface|ACLの適用状況を表示| |show platform pm if-numbers|ポートが、どのASICに属しているか確認する。port列のX/YのXがASIC番号| |[[show controllers cpu-interface>http://www.cisco.com/cisco/web/support/JP/docs/SW/LANSWT-Access/CAT3750SWT/TG/001/cpu_util.html#pgfId-1000983]]|キューごとのパケットカウントを確認する(輻輳のために廃棄されるCPUバウンドパケットもカウント)&br;特定の CPU キュー(cpu-queue-frames)の廃棄カウントが増大している場合は、そのキューの使用頻度が高いことを意味する| |show platform port-asic stats drop [IF]|CPU 受信キュー廃棄カウントを確認し、パケットの廃棄カウントの多いキューを特定する&br;Supervisor TxQueue Drop Statistics で表示されるキュー順番は、show controllers cpu-interface のcpu-queue項目と同じ。0 ⇒ rpc、15 ⇒ cpu heartbeat| [[トラブルシューティング:スイッチ ポートおよびインターフェイスの問題>http://www.cisco.com/cisco/web/support/JP/100/1008/1008244_53-j.html]]~ ~ ***ログ取得時の推奨設定 [#h531c0a6] -timestampを確認できるようにする (config)# service timestamps debug datetime localtime msec (config)# service timestamps log datetime localtime msec (config)# line con 0 (またはline vty0 4) (config-line)# exec prompt timestamp -debugメッセージをログに記録する (config)# logging console informational (config)# logging buffered <size> debugging -IFのLinkDown/UPをログに記録する (config-if)# logging event { link-status | subif-link-status } ~ ** ルーター [#ta55c248] *** ルーティングプロトコル [#zf5f8574] |CENTER:BGCOLOR(#f0f8ff):プロトコル|CENTER:BGCOLOR(#f0f8ff):説明| |IGP|ISPなどのAS(Autonomous System、自律システム)内部のルーティングプロトコル| |EGP|AS間のルーティングプロトコル| ~ |CENTER:BGCOLOR(#f0f8ff):プロトコル|CENTER:BGCOLOR(#f0f8ff):最適ルート計算法|CENTER:BGCOLOR(#f0f8ff):メトリック|CENTER:BGCOLOR(#f0f8ff):説明| |RIP|ディスタンスベクター|ホップ数|バージョン1はクラスフル、バージョン2はクラスレス| |IGRP|ディスタンスベクター|帯域幅、遅延、負荷、信頼性|Cisco独自「これって使うことあるのか?」「大丈夫だ、今は使わない」| |OSPF|リンクステート|コスト|バックボーンエリアとそれ以外のエリアとの2階層で接続| |[[EIGRP>Cisco/EIGRP]]|ハイブリット|帯域幅、遅延、負荷、信頼性|Cisco独自。ディスタンスベクター+リンクステート| |IS-IS|リンクステート||IS ( ルータ ) と IS ( ルータ ) との間で経路情報を交換するために使用| |BGP|||Border Gateway Protocol、自律システム間で利用| ~ *** IPv6をサポートするルーティングプロトコル [#qa02a907] |CENTER:BGCOLOR(#f0f8ff):プロトコル|CENTER:BGCOLOR(#f0f8ff):説明| |RIPng|RIP Next Generation| |OSPFv3|| |EIGRP for IPv6|| |MP-BGP4|Multiprotocol BGP-4| ~ *** 冗長化プロトコル [#j2a48f2b] |CENTER:BGCOLOR(#f0f8ff):プロトコル|CENTER:BGCOLOR(#f0f8ff):説明| |HSRP|Cisco独自のプロトコルだがRFC2281でIMFORMATIONALとして定義されている| |VRRP|RFC 3768で標準化されたプロトコルで、基本動作・概念はHSRPと同様| |GLBP|1つのグループ(1つの仮想ルータのみ)でロードバランシングを実現できる。Ciscoの独自規格| &color(red){※メモ HSRPは良く使ってるので早めにまとめる!};~ ~ ** スイッチ [#reac7f22] |CENTER:BGCOLOR(#f0f8ff):プロトコル|CENTER:BGCOLOR(#f0f8ff):説明| |[[STP>Cisco/Switch#d304aafc]]|IEEE 802.1D。レイヤー2のループを回避するプロトコル| |[[RSTP>Cisco/Switch#ac39df9d]]|IEEE 802.1w。STPの改良版で互換性もあり一緒に使用できる| |[[VTP>Cisco/Switch#y334bddc]]|トランクリンクで接続された複数のスイッチとVLAN情報を同期するCisco独自のプロトコル| |IEEE 802.1Q|VLAN情報が入った4バイトのタグを挿入し、FCSを再計算するタグ付けプロトコル| |ISL|VLAN情報が入った26バイトのヘッダと4バイトのFCSでフレームをカプセル化するプロトコル| ~ *** WANカプセル化 [#ff92d7af] |CENTER:BGCOLOR(#f0f8ff):プロトコル|CENTER:BGCOLOR(#f0f8ff):説明| |HDLC|主に専用回線で使用。Cisco独自。(デフォルト)| |[[PPP>Cisco/Switch#hb856709]]|主に回線交換での使用や、専用回線で他メーカーとの接続時に使用| |SLIP|PPPの普及により現在は使われない| |X.25|パケット交換。エラー訂正あり。回線品質の向上に伴い、現在はあまり使われない| |[[フレームリレー>Cisco/Switch#h6699a5c]]|パケット交換。エラー訂正なし。広域イーサネット等の普及に伴い、現在はあまり使われない| |ATM|パケット交換| ~ ** アドミニストレーティブディスタンス値 [#h3f58c2a] show ip routeの出力結果に含まれる。数値の小さい方が信頼性が高い~ |CENTER:BGCOLOR(#f0f8ff):ルーティング|CENTER:BGCOLOR(#f0f8ff):AD値|CENTER:BGCOLOR(#f0f8ff):ルーティング|CENTER:BGCOLOR(#f0f8ff):AD値| |直接接続|RIGHT:0|RIP|RIGHT:120| |スタティックルート|RIGHT:1|EBGP|RIGHT:170| |EIGRP|RIGHT:90|IBGP|RIGHT:200| |IGRP|RIGHT:100|Unknown|RIGHT:255| |OSPF|RIGHT:110||| ※EIGRPとIGRPはCisco独自なので他社製品との接続には使えない~ ~ #br ** 外部リンク [#fd2823d2] -[[入力キュードロップと出力キュードロップのトラブルシューティング>http://www.cisco.com/cisco/web/support/JP/102/1020/1020654_queue_drops-j.html]] -[[WAN : T1/E1 および T3/E3 - トラブルシューティング テクニカルノーツ>http://www.cisco.com/JP/support/public/nav/lll_268436171_15_249.shtml]] -[[シリアル接続のトラブルシューティングのためのツールとテクニックについての説明>http://www.cisco.com/JP/support/public/ht/tac/102/1021836/chapter15-j.shtml]] -[[GNS3>http://www.gns3.net/]] フリーウェアのエミュレータ。別途ルータのIOSが必要。~