VERITAS Cluster Server

基本

  • デフォルトでは以下のディレクトリに各種ログがある。
    /var/VRTSvcs/log
    ※ engine_A.log がVCSの主要ログ

  • デフォルトで以下のディレクトリに各種コマンドがある。rootユーザーで実行する必要有り。
    /opt/VRTSvcs/bin

  • ベリタスエクスプローラー採取(-dbacでRACの情報は取得しない)
    /opt/VRTSspt/VRTSexplore/VRTSexplore -dbac

     

VCSの制御

  • VCSの起動。全てのノードで行う
    hastart

  • 同一クラスター内の全てのサービスOFFLINEとhadの停止を行う
    hastop -all

  • 自ノードのみ停止を行いたいときに使用
    hastop -local [-force]
    コマンドを実施したサーバーでサービスグループがOFFLINEであった場合、フェイルオーバーはしない。
    forceオプション指定で、リソースをOFFLINEにせずVCSのみ停止させる

  • VCSのサービスステータスサマリー表示。
    hastatus [-summary]
    -- SYSTEM STATE
    -- System               State                Frozen
    
    A  CentOS6p             RUNNING              0
    A  CentOS6s             RUNNING              0
    
    -- GROUP STATE
    -- Group           System               Probed     AutoDisabled    State
    
    B  grp1            CentOS6p             Y          N               ONLINE
    B  grp1            CentOS6s             Y          N               OFFLINE
    ステータス説明
    ONLINEサービスグループ内の全てのリソースがONLINE
    OFFLINEサービスグループ内の全てのリソースがOFFLINE
    PARTIALサービスグループ内にONLINEとOFFLINEが混在
    FAULTED障害によってサービスグループの内の全てのグループがOFFLINE
    System説明
    RUNNING正常:サービスを行っている状態、もしくはサービスを引き継げる状態
    INITING状態遷移中:グループ内リソース初期化開始
    LOCAL BUILD状態遷移中:稼動系グループ状態遷移
    REMOTE BUILD状態遷移中:待機系グループ状態遷移
    FAULTED異常:システム異常
    LEAVING状態遷移中:hadプロセス終了中
    EXITED異常:hadプロセス終了
    Group説明
    ONLINE正常:サービスが起動されている状態(稼動系)
    OFFLINE正常:サービスが起動されていない状態(待機系)
    *FAULTED*異常:ONLINE状態から障害が発生してサービスが起動されていない状態
    STARTING PARTIAL状態遷移中:リソースがOnline遷移中
    STOPPING PARTIAL状態遷移中:リソースがOffline遷移中
    Resource説明
    ONLINE正常:サービスが起動されている状態(稼動系)
    OFFLINE正常:サービスが起動されていない状態(待機系)
    *FAULTED*異常:ONLINE状態から障害が発生してサービスが起動されていない状態
    WAITING FOR CHILDREN ONLINE状態遷移中:子リソースがOnline遷移中状態
    WAITING FOR ONLINE状態遷移中:リソースがOnline遷移中状態
    WAITING FOR OFFLINE状態遷移中:リソースがOffline遷移中状態

  • GAB/LLT ステータス確認
    gabconfig -a

     

サービスグループの制御(hagrp)

サービスを提供するために必要なリソースとそれらリソースを起動/停止する順番を定義した論理的なグループのこと。
フェイルオーバーはサービスグループ単位で行う。リソース単位で行うには hares コマンド利用する。

  • FAILになっているグループの解除
    hagrp -clear グループ名 -sys システム名

  • グループをFREEZE状態にする(FAILOVERをさせない設定) -unfreeze でフリーズ解除
    hagrp -freeze グループ名

  • グループをONLINE(OFFLINE)に変更する
    hagrp { -online | -offline} グループ名 -sys システム名

  • 指定したグループを、別のシステムでONLINEに切り替える(稼働系を待機系のノードに切り替える時など)
    hagrp -switch グループ名 -to システム名
    ONLINEにしたいシステム名を指定する。また以下の条件が揃っていること hastatus -sum で確認する
    ・システムがFreeze状態でない事。Freezeならば、Failoverは出来ないのでフリーズを解除する
    ・稼動系にする系(現待機系)のsystemステータスが『RUNNING』である事
    ・稼動系にする系(現待機系)のgroupステータスが『OFFLINE』である事
    ・稼動系にする系(現待機系)のresourceステータスが何も出力されていない事

  • 状態遷移途中(オンライン、オフライン処理)の状態をクリアする
    hagrp -flush グループ名 -sys システム名
    グループオンラインをしている途中で、あるリソースのonlineスクリプトが
    フリーズしてしまったような状況において、タイムアウトまで待たずに停止したい場合等に使用。

  • 起動や停止に関わる、サービスグループごとの各パラメーターを表示
    hagrp -display [グループ名][-attribute <Attribute>]

  • サービスグループのステータスを確認
    hagrp -state [グループ名] [-sys システム名]

  • 属性変更する
    hagrp -modify グループ名 Attribute 値

     

リソースの制御(hares)

リソースグループをフリーズ(hagrp -freeze)すると hares コマンドが使えなくなります。

  • 現在のシステムで作成されているリソース一覧表示
    hares -list

  • 現在のリソースがどのノードで実行されているのか、またステータスも表示
    hares -state [リソース名] [-sys システム名]

  • リソースのパラメータを表示
    hares -display リソース名

  • 指定したリソースの依存関係を表示
    hares -dep リソース名
    #Group       Parent     Child
    グループ     リソース1 リソース2
    リソースを起動するには、Child (リソース2)が起動(ONLINE)している必要がある
    リソースを停止するには、Parent(リソース1)が停止(OFFLINE)している必要がある


  • リソースをONLINE(OFFLINE)にする。
    hares { -online | -offline } リソース名 -sys システム名
    VCS制御コマンドにて明示的にOFFLINEにした場合、F/Oは発生しない

  • FAULTEDなどのフラグをクリアする
    hares -clear リソース名 [-sys システム名]

  • 現在のリソース状況を確認しステータスを更新する
    hares -probe リソース名 -sys システム名
    例えば、VCSでマウント制御しているが、手動でマウントした場合、VCSステータスは更新されないが、当該コマンドを実行することで更新され、ONLINEになる

  • リソース属性変更する
    hares -modify リソース名 Attribute 値

  • リソースタイプ属性変更する
    hatype -modify リソースタイプ Attribute 値

     

設定ファイル

/etc/VRTSvcs/conf/config/main.cf

クラスタ、システム、サービスグループ、リソースの定義及び依存関係を設定する
VCS構成情報ファイル(types.cf)をincludeしている

requires group <リソース名> online local firm
<リソース名>で指定したリソースが、当該ノードでONLINEになっていないと該当リソースは起動できない。
--------------------
ファイル内容サンプル
--------------------
group gr1 (  ★サービスグループは gr1(hagrpコマンドで制御)
   SystemList = { host1 = 0, host2 = 1 }
   AutoStartList = { host1, host2 }
   )
   Application gr1_XXXX (   ★リソースは gr1_XXXX(haresコマンドで制御)
       User = root
       StartProgram = \"〜\"
       StopProgram = \"〜\"
       CleanProgram = \"〜\"
       MonitorProgram = \"〜\"
       )


  • 標準Agentのリソースタイプを定義しているファイル
    /etc/VRTSvcs/conf/config/types.cf

  • 標準Agent以外のリソースタイプを定義しているファイル
    /etc/VRTSvcs/conf/config/<agent>types.cf

  • VCSのシステム名を定義
    /etc/VRTSvcs/conf/sysname

  • llt設定ファイル。ハートビートで使用するNIC、システム名、クラスタIDを定義
    /etc/llttab

  • ハートビート通信を行うシステム名(クラスタ内の全ノード)、ノードIDを定義
    /etc/llthosts

  • gabの設定ファイル(シーディング設定)
    /etc/gabtab

設定ファイルの反映

VCSを再起動させる必要があるが、起動したまま反映させる方法もある。

  • 構成ファイルへの書き込みを可能にする
    haconf -makerw

  • ファイルを閉じ読み込み専用に戻す
    haconf -dump -makero


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Last-modified: 2016-06-03 (金) 22:20:48 (296d)