JP1 †
JP1/Base †
基本 †
コマンドは、/opt/jp1base/bin または /etc/opt/jp1base
コマンド | 説明 |
jbs_start | JP1/Baseプロセス起動 |
jbs_stop | JP1/Baseプロセス停止 |
jbsgetcnf | 共通定義情報確認、論理ホストの共通定義確認する場合は、-h 論理ホスト名 を付与する |
jbs_spmd_status | JP1/Base稼働状況(UNIX限定) |
jevstat | jevservice(イベントサービス)の動作状況確認 |
jevlogstat ALL | 動作中の管理IDと監視名 |
jevlogstart | ログ監視の開始。監視する定義とログファイルを引数で指定する |
jevlogstop | ログ監視の停止。ALLですべて停止 |
jbsgetopinfo | ログフィルタやフォワード(-o forward)設定の確認 |
jevexport | ログ転送状況確認。(例) jevexport -o /tmp/jevexport.log -t ON |
統合トレースログ †
各プログラムのトレース情報。デフォルトは以下のフォルダに格納。
Windows C:\Program Files\Hitachi\HNTRLib2\spool\hntr2{1|2|3|4}.log
UNIX /var/opt/hitachi/HNTRLib2/spool/hntr2{1|2|3|4}.log
Windowsイベントログのメッセージフィルタ †
ntevent.confを編集した後、jeveltreload コマンドで設定を反映させる
ファイルの場所:インストール先フォルダ\conf\event\ntevent.conf
ログファイル監視 †
動作定義ファイル:/etc/opt/jp1base/conf/jevlog.conf にログフィルタの定義を記述する
-- 定義ファイルを指定してログ監視を開始
/opt/jp1base/bin/jevlogstart -f 動作定義ファイル -a 監視名 監視対象ログファイル名
-- 再読み込みの場合
/opt/jp1base/bin/jevlogreload -a 監視名
再起動したら監視が消えるため、自動起動するスクリプトに定義を記述する。
/etc/opt/jp1base/conf/event/jevlog_start.conf
-- 設定例
START_OPT=<ja_JP.UTF-8>SYSLOG:-f /etc/opt/jp1base/conf/jevlog.conf -r /var/log/messages
JP1/BASE起動スクリプト(/etc/opt/jp1base/jbs_startファイル)で、
/opt/jp1base/bin/jevlogdstart コマンドにより、定義に記述されている全てのログファイルの監視が開始される。
JP1イベントの転送先設定 †
forwardファイルを編集した後、jevreload コマンドで設定を反映させる
Windows:インストール先フォルダ\conf\event\servers\default\forward
Linux :/etc/opt/jp1base/conf/event/servers/default/forward
(設定例)
to <IM2ホスト または IPアドレス>
E.SEVERITY IN Error
end-to
認証サーバー †
jbssessionmgrプロセスが自身のホストにいれば、自分自身が認証サーバーになってる。
認証サーバーを指定し、認証を一元管理させることが可能。
認証サーバー表示
/opt/jp1base/bin/jbslistsrv
認証サーバー設定
/opt/jp1base/jbssetusrsrv プライマリ [セカンダリ]
定義ファイルの確認 †
jbsgetopinfo [-o forward,logtrap,evttrap]
Network Node Manager i †
コマンド †
コマンド | 説明 |
ovstart -c | NNMiサービス起動 |
ovstop -c | NNMiサービス停止 |
ovstatus -c | NNMiサービス起動状態確認 |
nnmchangesyspw.ovpl | ログインパスワード変更 |
nnmloadmib.ovpl | MIBファイルの取り込み(TRAP-TYPE または NOTIFICATION-TYPEがない場合はこちらのコマンドを実行する) |
nnmincidentcfg.ovpl | MIBファイルをインシデント登録する(管理コンソールのワークスペース - 設定 - インシデント - SNMPトラップの設定 に 定義が追加される) |
nnmtopodump.ovpl | 検出されているノードををXML形式で出力する |
nnmtrapdump.ovpl | 受信したSNMPトラップを表示 |
nnmbackup.ovpl | NNMiの構成情報をバックアップする(-type onlineでオンラインバックアップ可能) |
nnmrestore.ovpl | nnmbackup.ovplにて取得したバックアップからリストアを行う |
nnmloadmib.ovpl †
MIB定義を読み込みDBに格納する。トラップ定義は読み込まれない(SNMPトラップの設定に追加されない)
インシデントの設定(※)として登録させるには「nnmincidentcfg.ovpl -loadTraps」コマンドを実行する。
※ [インシデント設定] - [SNMPトラップの設定]
nnmloadmib.ovpl オプション -u <username> -p <password>
オプション | 説明 |
-list | データベースにロードされたMIBのリストを表示する |
-load MIBファイル | 指定したファイルのMIB定義をロードする(MIBブラウザなどで参照可能になる。値の取得もできるようになる) |
-unload MIB定義名 | 指定したMIBモジュールのMIB定義をアンロード |
-resynch | NNMのデータベースを同期する(MIBロード後に実行することで取り込みが完了するっぽい。これやらないとGUIにも反映されなかった) |
nnmincidentcfg.ovpl †
MIBデータベースに読み込まれたMIB定義からインシデントを作成する。
nnmincidentcfg.ovpl オプション [-u <username>] [-p <password>]
オプション | 説明 |
-loadTraps MIBモジュール名 | DBに格納されてるMIBモジュールをインシデント登録する |
-disableAllTraps {true o false} | インシデント登録する際のトラップを無効にするか。true:無効 false:有効(デフォルトはfalseで有効な状態で登録される) |
nnmtopodump.ovpl †
nnmtopodump.ovpl -type { ip | node } -u <username> -p <password>
nnmtrapdump.ovpl †
オプション | 説明 |
-t | 最新のSNMP受信を表示し以降はリアルタイムで表示する |
-from 時間 | 指定した時間以降に受信したSNMPを表示する。(例) -from 2017-04-11T08:00 |
-to 時間 | 指定した時間までに受信したSNMPを表示する |
-trapid OID | 特定のトラップIDのみ表示する。(例) -trapid .1.3.6.1.6.3.1.1.5.3 |
インシデント登録 †
SNMPトラップを受信してNNMiのインシデントの画面に表示させるには以下の条件を満たしている必要がある
- イベントの「有効にする」がONになっていること
- ノードが管理対象になってること
L2レイヤーのIFLinkDown/Upを検知させる方法 †
- [設定] - [通信の設定] で、対象機器のSNMPコミュニティ文字列を指定する
- [設定] - [モニタリング] - [モニタリングの設定] - [インターフェースの設定]タブし「新規作成」
順序は評価する順番で任意の数値。
- インターフェースグループを「新規作成」未接続のインターフェースのポーリングにチェックを入れる
- [インベントリ] - [インターフェースグループ] - 上記で作成したグループのプロパティを開く
[ifTypeフィルター]タブを選択し「新規作成」
- 対象としたいifTypeを選択する。[インベントリ] - [インターフェース]の一覧で ifTypeは確認可能。
- [追加のフィルター]タブでは、更に細かく該当インターフェースグループの条件を指定できる。
ホスト名が SW1 の IFだけに絞り込みたい場合は hostedOn属性を利用する。
論理式(ORやANDなど)を使う場合は、属性条件追加前に論理式ボタンを押下する。
この設定を行うことで[インベントリ] - [インターフェース] で合致するIFの[インターフェースグループ]タブに
作成したインターフェースグループが一覧表示される。
デバイスのプロファイル †
検出されたホストのデバイスを取得する。OIDとデバイス名を組み合わせたプロファイルを作成する。
NNMiがSNMPで該当機器を読み取り、デバイスプロファイルに登録されてるOIDが検出できた場合は、そのデバイスファイル名が表示される。
何れのOIDにも合致しない、またはSNMPの読み取りに失敗した場合は、非SNMPノードになる。
一般的な機器のOID(Cisco Generic .1.3.6.1.4.1.9など)は既定で登録済み。
ファイル †
参考 †
JP1/AJS3 †
基本 †
デフォルトのパスは /opt/jp1ajs2/bin または /etc/opt/jp1ajs2
コマンド | 説明 |
jajs_spmd_status | JP1/AJS3 エージェントのコンポーネント稼働状況 |
jbsgetumap | ユーザーマッピングの情報を出力 |
jajs_start | JP1/AJSエージェントの起動 |
jajs_start.cluster 論理ホスト名 | 論理のJP1/AJSエージェントの起動 |
jajs_stop | JP1/AJSエージェントの停止 |
jajs_stop.cluster 論理ホスト名 | 論理のJP1/AJSエージェントの停止 |
ユーザーマッピング †
JP1ユーザーと、OSユーザーをマッピングする。指定したJP1ユーザーが、どのOSユーザーでジョブを実行するか定義。
OSユーザーは,区切りで複数指定できる。
JP1/Baseの環境設定で定義タブにある「実行時のユーザー」で、実行したいOSユーザーを指定する。
空白にした場合は先頭に記述されたユーザーで実行される。
下記の場合、Administratorと指定しても空白指定しても、OSではAdministratorユーザーで実行される。
-- ユーザーマッピングの確認
/opt/jp1base/bin/jbsgetumap
-- ユーザーマッピングの定義を編集
/etc/opt/jp1base/conf/user_acl/jp1BsUmap.conf
-- ユーザーマッピングの定義を反映させる
/opt/jp1base/bin/jbsmkumap
ジョブの実行履歴 †
/ 配下のジョブの開始、終了、ユニット名、ステータスを出力する場合。
ajsshow -b 2017/08/06 -e 2017/08/06 -f "%S %E %J %R" -R AJSROOT2:/
2017/08/06 15:23 2017/08/06 15:23 /TEST/TESTNET ***
2017/08/06 15:23 2017/08/06 15:23 /TEST/TESTNET/UNIXジョブ 0
実行エージェント †
- 実行エージェントの定義
ajsagtprint [-h 論理ホスト名] -l
# 2017/8/6 16:41:53 HOSTNAME:WS2008R1
#,AGENT,HOST,CON-EXE,STATUS,DESCRIPTION
"A","@SYSTEM","WS2008R1","00:00-00:00=5","Ef",""
"A","WS2008R1B","WS2008R1B","00:00-00:00=5","Ef",""
JP1/SSO †
リソース収集/プロセス監視設定 †
- リソース収集とプロセス監視を行うには、マネージャ側の ssosnmp.confファイルを編集する。
カテゴリはssoだけでもプロセス監視が出来る。
- プロセス監視を行うには、エージェント側の ampaddr.conf に マネージャと通信する物理IPを記述する。
- Windowsは、SNMP Serviceのプロパティで、マネージャのIPや、コミュニティ名を設定する。
リソース監視定義 †
収集状態定義ファイルを出力する
ssocolshow -p 出力ファイル名
収集条件を操作する
ssocolset オプション
オプション | 説明 |
-p ファイル名 | 収集条件の定義を出力する |
-sn ファイル名 | 指定したファイルの定義に置き換える |
プロセス監視定義 †
監視状態定義ファイルを作成。対象サーバーがどのアプリケーション定義を適用してるか確認できる
定義内のアプリケーション定義(appname)は後述のコマンド、-apオプションで出力されたファイルで確認する
ssopsshow -p 出力ファイル名
プロセスの監視条件を定義ファイルに従って設定および、定義情報を出力
ssopsset {-ap | -sp | -mp} 出力ファイル名
オプション | 説明 |
-ap | 監視条件の中から、監視アプリケーションの定義を出力 |
-sp | 監視されてるサーバー一覧 |
-mp | 設定されてる監視条件を出力 |
SNMP Agent †
コミュニティ名の変更 / トラップ送信先を192.168.11.5 に指定
/etc/SnmpAgent.d/snmpd.conf を編集
---
get-community-name: privateG
set-community-name: privateS
※ setはgetも兼ねているため、setだけ設定した場合は、getのコミュニティ名もsetのものと同じになる
trap-dest: 192.168.11.5