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検索分類「小説」 HIT数:261件
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家族ゲーム(本間洋平)読了。
TVドラマ版が非常に面白かったので原作が気になり読んだというパターン。
結論から言うと、ドラマとは全く別物で見せ場もない淡々とした作品だった。
つまり面白くなかった。
登場人物が同じだけで、ストーリーは殆ど別物と言っても過言ではない。
出来損ないの弟に家庭教師を付けるところから、
兄と弟の立場の逆転など多少の共通点はありますが。
淡々と駄目な家庭を描くという展開で、盛り上がるシーンもなく気付いたら終わった。
何を言いたいのか全く解らないまま、オチもないまま終わった印象が強い。
結局この話を通じて何を伝えたかったのかが解りません。
ドラマが面白かったので原作も読んでみようと思ったら大きな失敗になるでしょう。
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銀行総務特命(池井戸潤)読了。
銀行の中で発生する不祥事を調査解明し対応する部署。主人公はそこに在籍する。
1話40ページ前後の独立短編なのでサクッと読めるが深みはない。
読者をやきもきさせて、最後に溜飲を下げるという池井戸黄金パターンではあるが、
非常にインパクトが薄く、いよいよこっちのターンだ。というところで終わってしまう、
尻切れトンボのような状態が却ってストレスを溜める結果になってる。
短編ということもあり、主人公は変わらないが登場人物は毎回変わり
不祥事の内容も別になるので1話1話が非常に軽い仕上がりになっている。
伏線や、濃厚なやりとりの後、逆転しスカッとすることを期待してるなら、
今回の作品にそれはないので期待外れである。
という訳で全体的に物足りない作品でした。
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限界集落株式会社(黒野伸一)読了。
高齢化が進んだ過疎地の農業を舞台に一発逆転を狙い発展させるサクセスストーリー。
主人公は東京で経営の何たるかを学んだエリート。
ひょんなことから生まれ育った今の村に戻り、活気を取り戻したい気持ちになる。
そこから始まる大胆不敵な農業改革。
苦労しながら、色々なストーリーを織り交ぜ成長していく過程が描かれています。
読み物として解りやすいのでライト感覚でサクサク読み進められます。
基本サクセスストーリーだけど、所々に苦難があり、一応物語の起伏はつけている。
ただし、どれも深みはなく軽い感じはしました。悪くはないです。
最後まで同じ感覚で読み進められるので、結構楽しめました。
最後の危機に関しては、ちょっと取って付けた感は否めませんでしたが。
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疾風ロンド(東野圭吾)読了。
スキー場を舞台にしたサスペンス小説です。
とは言え、殺人事件が起きて犯人を追求したりトリックを暴くとか、
そういったジャンルではない。
恐ろしい生物兵器を巡ってのサバイバルものと言った方がしっくりくる。
犯人のいないサスペンスとでも言いましょうか、ちょっと珍しいジャンルと思いました。
ライトテイストなテキストは読みやすく、サクサク読み進めることが出来ます。
宝探しのような感覚で徐々に最終目標に近付いていく感じが良かったです。
超展開という程ではないですが、どんでん返し的な展開も用意されていて
深いストーリーではないが、解りやすく楽しめる娯楽小説って感じでした。
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不祥事(池井戸潤)読了。
銀行の業務改善を行う調査役? という職業である女主人公、花咲が活躍する内容。
理不尽な状況を当て付けられるが、それを跳ね返し、見事な逆転勝利。
という黄金パターンを綴った短編小説。
短編なので、やきもきする期間も短く、重さもないことから、深みはありませんが、
最後は女主人公の行動で、スカッとする展開は気持ちがいい。
サクサク読み進められますが、短編ということで、物足りなさは否めなかった。
2014年04月にドラマ化が決まっている本作。果たして、どのような展開になるのか?
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ようこそ、わが家へ(池井戸潤)読了。
元銀行員の主人公、倉田は出向先のナカノ電気で総務課長として働いている。
そんな倉田は仕事帰りに電車に入るのに割り込みしようとしていた人物に注意した。
その後、倉田家は嫌がらせに頭を抱えることになる。
これはあの時、注意した人物の嫌がらせではないのか?
疑心暗鬼に陥り、犯人との攻防を描く一方、勤め先の会社でもトラブルが発生。
不正が行われている痕跡があるが、のらりくらりと躱されてしまう。
このやきもちした展開は池井戸潤イズムと言っても過言ではない。
物語はこの二局面を交互に読み進めることになる。
いつものパターンではあるが不正を暴きスカッとする会社編の方が面白い。
何故、ストーカー展開のような物語が入っていたのか良く解りません。
会社メインではなく私生活にまで踏み込んだ作品として描きたかったのだろうか。
全体としては面白く、サクサク読み進められます。
圧倒的なインパクトはないものの退屈さは感じませんでした。
展開が軽めとは言え、今までの池井戸潤パターンが好きなら読んで損はないでしょう。
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雀蜂(貴志裕介)読了。
クリムゾンの迷宮ライクな書き下ろし中編ホラー小説です。
235ページ程度の短い文章の中でサクッと手軽にまとめた作品といった感じ。
内容は、雪山の山荘で目を覚ました主人公が、雀蜂の脅威にさらされながら
逃げたりやっつけたりする話。ホラー小説と謳ってますが怖さは殆どありません。
登場人物は、ほぼ主人公の一人。 と敵である雀蜂のみ。
クライマックスで衝撃のどんでん返しみたいな展開がありましたが、
新鮮味はあまりなかったです。
内容としては平凡ですが、文章が読みやすくサクサク読み進められました。
先の展開も気になったりするので、一気に読み終えますが、
ストーリー的には平凡な内容です。
手軽にサクサク読める作品としては悪くはありませんでした。
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祈りの幕が下りる時(東野圭吾)読了。
加賀恭一郞シリーズ第10弾。今回の話は知られざる加賀の過去を掘り下げた内容。
事件の関係者が何かしろの形で加賀に関わっており、
また加賀が日本橋署の勤務に固執する意味も判明する。
加賀の鋭い洞察力を元に事件解決の糸口を掴むという流れは同じですが、
全編にわたり加賀視点という訳ではなく、メインの刑事を軸に加賀がアドバイスするといった展開なのが、ちょっと物足りなかった。
何の接点もない2つの事件。動機も犯人の人物像さえも分からない状況から
徐々に真相に近付いていくといった内容ですが、ヒューマンドラマ的な要因が強いと思いました。
舞台の演出家として成功を収めた女性演出家を訪ねた幼馴染みが数日後、
遺体となって発見された。問題となった遺体の発見場所は全く知らない男性の部屋。
その男性の行方を追いかけるが、なかなか辿り着くことが出来ない。
果たして事件の真相は? そこに見える真実はパンドラの箱だった。
引き込まれる要素は余りなかったけど、まぁ普通かなという作品でした。
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民王(池井戸潤)読了。
総理大臣の父親に、ちゃらんぽらんのように思える大学生の息子が織り成す、
政治エンタメ。政治のことがちょこっと理解できる内容である。
物語は、総理大臣の父親と、息子の魂(?)が入れ替わるところから急展開する。
漢字も読めない総理になってしまった。日本は大丈夫なのか?
一方、息子の体に入った総理大臣の父親。
就活をしている息子に変わって面接を受けるが、自分からすると年下の面接官の横柄な態度に怒りが込み上げ、逆に相手を論破してしまう。
非常に痛快でスカッとするシーンである。
一方、総理として討論することになった息子も、自分の真っ直ぐな意見をぶつけるシーンが多々ある。
世間体を気にし支持率を得ることを第一に考え、本当に自分のやりたいことを抑えていたやりかたに一喝。
本音、本当の思いをぶつけるシーンは感動する。
まさに痛快政治エンタメである。
そもそも何故、入れ替わりといったことが発生したのか?
そこに隠された陰謀とは?
非現実的な入れ替わりという点は、ノンフィクションとして普通に楽しめる人なら
面白い作品です。内容的には良かったかなと。
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死神の浮力(伊坂幸太郎)読了。
死神が主人公の小説、死神の精度の続編。
死神の仕事はその人と7日間、行動を共に8日目に「死」とするか「見送り」とするか決めること。
死神と行動する登場人物の物語が展開されます。
今回は、娘を殺された作家が、犯人に復讐することを糧にストーリーが展開する。
ピンチを死神の千葉が惚けた雰囲気のまま救う展開はある意味見所だが、
非常にストーリー性のインパクトがなく乏しい。弱い。つまり面白くない。
人間と死神の感性の違いによるチグハグな会話は、それとなく楽しいがそれでも弱い。
面白みがないので、読んでて疲れますね。こう惹かれる要素が圧倒的に足りない。
ダラダラ惰性で何とか最後まで読み切ったという感じ。
山場も特になく、最初から最後まで同じテンションのまま、終わった感じでした。
時間軸を使った伊坂マジックも特になし、何だか中途半端な作品でしたね。
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