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検索分類「小説」 HIT数:261件
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ジャイロスコープ(伊坂幸太郎)読了。
7つの短編小説。一番最後の書き下ろしのみ若干他の短編と絡みがありますが、
それ以外は全て単独で完結してます。
短編は当たり外れがあり、3つ程はそれなりに面白かったですが、
他はかなり退屈でした。
浜田青年ホントスカ、ギア、一人では無理があるの3編がそれなりに面白かったものです。
ギアは固定の場所で淡々と複数人の人が会話するだけの内容にも関わらず、
なかなか面白かったです。非現実の世界観での話であり、想像力が掻き立てられました。
全体的にはパッとしませんでしたが、短編なのでちょっとした時間で読む分には良かったです。
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火星に住むつもりかい?(伊坂幸太郎)読了。
平和警察と名乗る組織が街の平和を守る地域。
住民の噂や情報を元に危険人物を特定し、見せつけの為に処刑する。
例えそれが冤罪であったとしてもえげつない拷問によりありもしない罪を認めてしまう。
そんな理不尽な平和警察に正義のヒーローが立ち向かう。
全身黒いツナギを身に纏い不可解な武器で平和警察に抵抗する。
といったストーリーで現実離れしている感じは伊坂ワールドを感じさせる。
色々な登場人物に切り替わり、数も結構多い為、全体像を把握するのに結構苦労する。
何だか良く解らない状況のまま、平和警察=悪。それを倒す正義の味方という構図に気付き何となくダラダラ読み進めるといった印象だ。
ググッと引き込まれる要素もそれほどなく、かといって格段つまらないという訳でもない。
所謂中途半端に読んでしまう。
最後の謎解きも何だかモヤモヤが残ったまま終わった感じです。
ちゃんと考えて読まないとはてなマークが浮かぶ内容。
気軽な娯楽として楽しむには今一でしたが、ちゃんと考えれば深い内容だったかもしれません。
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下町ロケット2 ガウディ計画(池井戸潤)読了。
前作の下町ロケットから完全な続編で、続き物です。
今度の舞台は人体で、新たな挑戦が始まる。
ストーリー展開は、いつもの池井戸節が出ている。
前半、虚仮にされて読者のフラストレーションを高めて、
後半、反撃を行いスカッとする。この展開はある意味病み付きになる。
前作は、章毎に見せ場、問題発生、解決・・・を繰り返してきましたが、
今回は、全部で1つのストーリーを構成している感じです。
いくつか場面転嫁はありますが、反撃してスカッと終わる感じではないので、
最後までお預け状態感は否めません。
同作者の作品「空飛ぶタイヤ」のストーリー展開と似ています。
とは言え、最後まで飽きさせない惹き付けるストーリー展開は流石です。
どう結末するのだろうか、一体どうやってこのピンチを乗り切るのだろうか。
といった好奇心が溢れ出し先の展開を追いかけてしまう。
読んで損はない作品でした。
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悪夢の身代金(木下半太)読了。
悪夢シリーズで、今回は突然身代金の運び屋を託されたことから始まる。
赤鼻のルドルフと名乗る誘拐犯の指示に従い訳も解らず走らされる。
そんな中、有名なサッカー選手、怪しい眼帯女、元刑事も加わり
身代金は次々と別の手に渡っていく。最後は予想を裏切る結末となっている。
スピード感溢れる作品でサクサク読めるのは良いです。
ただ登場人物の視点が身代金をバトンタッチされる度に変わり、
最初から別視点でストーリーを進めていくので、
物語の進行が一進一退のように思えて倦怠感は多少ありました。
勿論新たな視点を描くことで、そこに隠された意図や伏線の回収に繋がっており
それらが全て最後の結末に繋がっていくので最後まで読むと良く出来ていました。
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アンフェアな国(秦 建日子)読了。
アンフェアシリーズ最新作。殺人事件を担当する捜査一課から外れ、
まともに動かない左腕というハンデを抱えた状態から新たな事件に首を突っ込む。
深夜に起こった轢き逃げはろくな調査もせず呆気なく完結してしまう。
だが、そこには複雑な思惑が絡んだ裏があった。
組織の反対を押し切り独自に調査をする雪平。
いくつもの謎が絡み合い、最後の最後に漸く全てのピースが埋め込まれ終わる。
そんなストーリー展開ですが、今一引き込まれる要素は低かった。
文章はサクサク読みやすいんですが、好奇心が沸き立つような展開が乏しい為、
若干、読んでるのに飽きることが多かったです。
韓国人の名前とか出てくるので登場人物も少し把握し辛く、
全体的な展開も整理するのがちょっと面倒だな、という感じはしました。
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ラプラスの魔女(東野圭吾)読了。
温泉街で発生した奇妙な事故死。
あらゆる観点でアプローチしても、事故としか思えない訳だが、
他殺の可能性は捨てきれない。寧ろ他殺でないと物語が成り立たない前提で組まれている。
では、どのようなトリックで事故死させたのか。
これがこの小説の肝となる。
さて登場人物に目を向けると、多くの人物が登場する。
命題から円華がヒロイン、主人公と思われるが、
それ以外にも多くの視点が切り替わりストーリーが進んでいく為、
物語が掴みづらい印象はありました。
全ての登場人物が最終的に一つの事象に収束していくと解っていますが、
どのようにまとめるのか。それが読み進める上での好奇心に繋がります。
残念なことにそれ程、強い好奇心には結び付いてませんでしたが。
予測という概念から、超人的な現象を見せるシーンはニヤニヤしますが、
非現実的なのは確かです。エンターテイメントとして受け入れられるなら問題ありません。
全体的には可も無く不可もないといった普通の小説でした。
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禁断の魔術(東野圭吾)読了。
同名タイトルの短編小説内に収録されていた「猛射つ」を大幅に加筆修正したもの。
294ページの長編小説になったもので核となるストーリーは変わらないです。
最初からグイグイ引き込まれていき、ワクワクしていく展開です。
町工場で働く青年が実は凄い秀才で、スラスラ数学の問題を解いていくところとか
ニヤニヤしますね。本編とは全然関係ないんですけど。
いよいよ事件が発生した後の展開は良くある推理小説的な展開で
やや退屈でした。複数の殺人事件が発生しますが、それが全て1つのことに
結び付くというお決まりの展開ではあるものの綺麗にまとまってました。
そして幕開けはこれからだと言わんばかりのクライマックス。
最後の対決(?)シーンは、そこそこ読み応えがありました。
短編の時、既に読んでいるので初めて読んだ時よりかは感動は薄れてた感じ。
何にしてもスラスラ読み進められる内容で、流石は東野圭吾といった感じでした。
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キャプテンサンダーボルト(阿部 和重/伊坂幸太郎)読了。
二人の著者による書き下ろしの小説です。
第二次世界大戦におきた東京大空襲。B29による爆撃。
そんな中、3台のB29が東北の蔵王に墜落した。
公開中止になった幻の映画のロケ地は蔵王。
点と線が結び付くとき、恐るべき真実が浮かび上がる。
といった感じだが、謎に行く付くまでの過程が長すぎました。
300ページくらい読んで漸く、パズルのピースが重なりあって、
大きな謎と対面し、面白くなってくるのですが、それまでの展開は退屈でした。
後半はそれなりに盛り上がりはするものの手に汗握るといった展開とは思えず、
決着も結構チープな感じでガッカリ感は否めませんでした。
もう少しコンパクトにまとめられたのではないかなと思いましたが、
伏線が回収され始める後半からはそれなりに楽しめた作品でした。
常識を越えた非現実的な登場人物や、時間トリックを使った独特の伊坂節はありませんので、伊坂幸太郎の小説として読むと期待外れになるかもしれません。
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仇敵(池井戸潤)読了。
大手銀行の次長職から地方銀行の庶務行員になった主人公。
それは銀行の裏に潜む巨大な闇、不正を暴くことに失敗した代償だった。
平和な庶務行員で過ごす筈が、次々発生する疑惑の取引。
1話完結の連作短編となっており、1話40ページ程度でサクサク読み終わる。
ただし短編なのでストーリーの重厚さは軽減されやや薄味に感じられる。
最終的にスカッとした展開を期待したがどうもインパクトが薄く
呆気なく終わったという感じがあり物足りなさはありました。
暇潰しに読む程度の作品で、引き込まれる程ではなかったですね。
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悪夢の6号室(木下半田)読了。
悪夢のような出来事が起こる悪夢シリーズ。
今度はとあるホテルの6号室で行われる悪魔的な惨劇だ。
と思わせておいて、そこに至るまでに至ったシナリオの中に隠された真実。
二人の主人公(?)の視点が切り替わりながら進むストーリーですが、
お決まりのように後半は1本のシナリオへの収束していく。
内容は単純爽快で読みやすく、どのような結末になるのかワクワクしながら
先を読ませる展開になっていました。
複雑に絡み合った濃密なシナリオという訳ではないが、
単純なエンタテイメントとして観ればなかなか楽しめる作品だと思います。
ダラダラとした展開がない分、一気に最後まで読むことが出来ました。
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