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検索分類「小説」 HIT数:261件
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レイクサイド(東野圭吾)読了。
湖畔の別荘に受験を控えた子供の勉強合宿の為、やってきた親子4人。
そんな中、1つの殺人事件が発生する訳だが、それを隠蔽しようと言う。
しかも、集まった親たち全員で‥‥だ。何故ここまで協力できるのか?
その親子にはお互い異常と思える秘密を抱えていた。
普通の殺人事件ものにはない新しい発想ではある。
最初は登場人物が一気に描かれて誰がどんな役割かイメージつき辛いが、
まぁ頑張るしかない。
前半のクライマックスあたりからグッと面白みが増してきます。
主人公がこの共犯による疑問を感じ取るあたりからですね。
読者も何でこの人達は協力するんだ? と。
ページ数も短いしサクッと読むのには丁度いい一冊でした。
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最悪(奥田英朗)読了。
3人の主人公を別々の視点で描いた比類なき犯罪小説。
主人公を変えながら並行に物語は進んでいくのだが、
それぞれの主人公は何れも不幸という人生を背負っている。
不幸ながら何とか生きていたが、次から次へ起こる災難。
人生のどん底に突き落とされていく様が圧倒的リアルに描かれている。
行き場のない人生の牢獄へ追い込まれていくプロセスが凄い。
実際にこういう人生を歩んでいる人が何人もいそうだ‥‥
そう思えるリアルさ。
とにかくその不幸っぷりに"やきもき"せざるを得ません。
読んでるこっちが泣きたくなるような展開。
そんな最悪な人生を送ってきた3人の人生が交差する時、
瑣末な人生はカタストロフへ向かって転がり始める。
交差するまでの前置きが非常に長い。
序盤〜中盤は兎にも角にも3人が徐々に崩壊していく人生をリアルな情景描写と共に追いかけていく展開。
長いのだが、リアルな情景描写により臨場感は抜群。飽きはこない。
そして後半、人生が交差した瞬間、もはや手に追えない状況になる。
あっと驚く超展開はないが、グイグイ引き込まれる要素はありました。
なかなかに面白かったです。
≪コメント(2)
文福茶釜 |
> 比類泣き犯罪小説。
そうか、泣くのか……。 |
11/02/21 19:18:13 |
北本 |
ナイス指摘でした。こっちは修正。TOPページは放置の方向で。 |
11/02/25 21:44:29 |
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嘘をもうひとつだけ(東野圭吾)読了。
加賀シリーズの推理小説です。今回は短編集で気軽に読める。
全部で5編、1話45ページ程度でまとまっている為、全ての事件が軽い。
複雑なトリックも、二転三転するような展開もありません。
手軽に読めるライトな推理小説といったところでしょうか。
全編を通して、そんなに盛り上がる要素はなかった。
驚く要素も特になく、ただ何となく読み進めた感じですかね。
好奇心が沸き立つような展開は特になし。
悪くはないけど、パッとしなかった。
加賀の推察力は相変わらずのクォリティです。
その推理を聞いてるときは面白みが出てましたが全体的には薄い内容でした。
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魔球(東野圭吾)読了。
20年に1度の天才、須田武志が選抜大会で投げた最後の球は果たして魔球だったのか?
その数日後、エースの女房役と言える捕手の北岡が愛犬と共に殺された。
愛犬が殺された後で、北岡が殺されている。それは何故か?
殺人事件の裏で東西電気社で爆弾騒ぎが発生。
果たして、この二つの事件はどう結び付くのか?
須田の天才振りを綴る箇所は非常に良い。
気になる要素は多いが引き込まれる展開は少々薄いといった感じだ。
二転三転のストーリー展開はあるが、インパクトは薄い。
クライマックスで数々の伏線が見事にマッチするのでスッキリ終わりました。
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悪夢の商店街(木下半太)読了。
悪夢シリーズの最新作ですが、あんまり面白くなかったというのが正直な感想である。ワクワクするようなストーリー展開も特にない。
騙し合いのサスペンスのような謳い文句だったけど、
知略迸るような展開は全然ありませんでした。
引き込まれる要素が薄いが、読みやすいテキストではある。
二転三転みたいな展開はあるが軽い転嫁なのでインパクトは薄い。
"魔法使い"の異名を持つキャラもスゴイと思うんだが、
そのトリックが明かされなかったり、呆気ない結末もスッキリしない。
物足りなさを感じる内容でした。
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ゲームの名は誘拐(東野圭吾)読了。
まず最初に断らなくてはいけない。この作品は是非読むべきだと。
東野圭吾作品の中でもトップクラスの面白さでした。
面白さというのは、途中で止められない中毒性を含んだ内容。
退屈な展開がなく、どんどん引き込まれていくからである。
この小説にはその要素が詰め込まれている。
何より単純には終わらせない。
終わったと思わせたところからが本当の始まりというか。
間違いなく多くの読者はこう叫ぶだろう。
ここで、まさかの超展開!!
小説の残りページ数から、ここで終わらないことが解ってしまうのが悲しい。
そこから読者は一気に混乱し、真実を突き止めたくなる。
気になって仕方なく途中で読むのを中断できなくなる。
恐ろしい中毒性である。
誘拐犯視点で進むストーリー展開。
ゲーム感覚で身代金を無事に受け取れたら勝ち。
その前に捕まればゲームオーバー。
今、騙し合いの誘拐ゲームが始まる。
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私が彼を殺した(東野圭吾)読了。
前作(どちらかが彼女を殺した)に続く、犯人当て推理小説第二弾。
作者の設定した真犯人を敢えて記載せず読者に推理させる推理小説。
前作に比べて格段に伏線と謎が深まっていました。
前作もロクに考えず直ぐに解説サイトへ飛んだ私は負け組です。
まず根本的なストーリーから言うと、これがまた非常に面白い。
今回の犯人候補は3人。この三人の視点で物語が進んでいく。
散りばめられた伏線が最後に次々填っていく。
探偵役の加賀の推理の鋭さに舌を巻きながら読み進める後半は
本当に中毒性が高いです。
単純に犯人を追い詰める展開ではなく、
一見的外れの展開から真相へ繋げていく。
結論が出たと思ったら、ひっくり返り、更にまたどんでん返し。
後半はジェットコースターのような目まぐるしい展開が熱いです。
いやー面白かった。
≪コメント(2)
文福茶釜 |
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11/02/04 18:43:57 |
北本 |
パッと見だが、上はPSP、下はXBOXの紹介記事っぽいんだが問題ないか? |
11/02/05 02:50:46 |
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どちらかが彼女を殺した(東野圭吾)読了。
かなり面白い推理小説。
トリックや謎解き、散りばめられたヒントを元に犯人を追及する。
犯人は最初から二人に絞られ、どちらが犯人かを追及していく。
だが、この小説の一番の特徴は、最後に犯人を明かさない点である。
プロローグから身近に感じられる内容で、引き込まれていったんだが、
その自然に溶け込めるストーリー性が非常に良かった。
何故彼女が殺されたのか? 犯人の動機は何か?
そういった所を追求する小説ではない。
散りばめられたヒントを元に矛盾を突きながら最終的に読者が犯人を当てるものである。
惰性で読みロクに頭を働かせず、ただ普通に一気に読む読者に対する一つの答えだろう。
しかし現在はインターネットの普及で、呆気なく物語のキャラクター達がいってたヒントと、犯人を解明してくれる。
読むと実に単純である。
だが、この犯人を絞り込みながら真相に近付いていくストーリー展開が実に面白い。
これはかなりお薦めしておこう。
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ブルータスの心臓(東野圭吾)読了。
邪魔になった女を殺すために三人の男達が凶暴を計る。
この男達にとって、この女は邪魔な存在その物であった。
アリバイを確保する為に、3人がそれぞれ役割を持ち、
大阪⇒名古屋⇒東京へと死体を運ぶ殺人リレーが始まる訳だが、
いきなり衝撃の展開へもつれ込む。
どうしてこうなった!?
と叫びたくなる気持ちを抑えながらも、真相が気になる展開である。
可もなく不可もなく普通に読み進めて問題なく楽しめるといった印象。
それほど印象に残るイベントも、驚きの超展開もさほどない。
クライマックスも、まぁなるほどね。という程度であった。
もうちょっと盛り上がりが欲しいところではあったが、
しっかりとしたストーリー展開はできている。
ちょっとスッキリしないラストではあったが、それなりに楽しめた。
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使命と魂のリミット(東野圭吾)読了。
読み終わった瞬間、一陣の感動が吹き抜ける作品でした。
小説でこれ程、涙腺を刺激されたのは初めてかもしれません。
これは別に感動を狙った小説ではない。(と思う)
物語の中で自然と感動するようになっただけ。
1つの手術が複数の人達にとって重大な意味を持ち、
それぞれ全く別の観点で物語の最後に結び付く。
そこに辿り着くまで様々な障害や困難があり、それを乗り越える為に行う一大イベントと言っても過言ではない。
後半、怒濤の展開は途中で中断できない程の中毒性を持ち、
最後まで一気に読んでしまいました。
一人の患者を救うために必死に全力を尽くす医師達。
指示が出る前に自ら行動を起こすようになる。
これをただのテキストで絶妙な描写を使って表現している。
読みやすく面白い。そして感動する。この小説は圧倒的お薦めである。
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