.................................................
<< 20年06月 >>
31 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30


最近のコメント
10/07 北本
09/29 拝承
07/28 北本
07/20 ばてれん
10/26 北本
.............................
何となくリンク
.............................

2020年
02月
05月
2019年
04月 05月
08月 09月
2018年
01月 02月 03月
04月 05月 06月
09月
10月
2017年
01月 02月 03月
04月 05月 06月
07月 08月 09月
10月 11月 12月
2016年
01月 02月 03月
04月 05月 06月
07月 08月 09月
10月 11月 12月
2015年
01月 02月 03月
04月 05月 06月
07月 08月 09月
10月 11月 12月
2014年
01月 02月 03月
04月 05月 06月
07月 08月 09月
10月 11月 12月
2013年
01月 02月 03月
04月 05月 06月
07月 08月 09月
10月 11月 12月
2012年
01月 02月 03月
04月 05月 06月
07月 08月 09月
10月 11月 12月
2011年
01月 02月 03月
04月 05月 06月
07月 08月 09月
10月 11月 12月
2010年
01月 02月 03月
04月 05月 06月
07月 08月 09月
10月 11月 12月
2009年
01月 02月 03月
04月 05月 06月
07月 08月 09月
10月 11月 12月
2008年
01月 02月 03月
04月 05月 06月
07月 08月 09月
10月 11月 12月
2007年
02月 03月
04月 05月 06月
07月 08月 09月
10月 11月 12月

検索分類「小説」 HIT数:261件

現在表示:101件目〜110件目
<< 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 >>


ガソリン生活 2013年9月13日(金)23時29分
分類:小説 [この記事のURL]

ガソリン生活(伊坂幸太郎)読了。
車が主人公という全く新しい着眼点の小説です。
その車の持ち主がちょっとした事件に巻き込まれる訳ですが、
物語は車視点で進みます。もし車が意思を持って色々な会話をしたら?
というコンセプトが滲み出ています。

車同士は様々な会話が成立するが、車が人間に干渉することは一切無い。
あくまで人間の世界で起こった出来事を車同士が情報交換しながら、
物語が進んでいく感じです。

車視点の為、その表現が色々面白かったりします。
開いた口が塞がらない⇒開いたボンネットが塞がらない。
とかそういう人間の世界の言葉を車に置き換えてる文章がニヤッとします。

ちょっとしたイベントや、溜飲を下げるといった小さなイベントはありますが
物語全体としては大したものではないです。
あくまで車を主人公にした車同士の会話を楽しむ小説でしょうか。

ストーリー重視の人には向かないけど、ちょっと趣向の変わった話を求めるには良いのではないでしょうか。



アクセス 2013年9月1日(日)12時53分
分類:小説 [この記事のURL]

アクセス(誉田哲也)読了。
本の後ろに書いてある、あらすじを一目見て、お、これはちょっと面白そう。
と思って初めて誉田哲也の本を手に取ってみました。

そのあらすじが以下。

親友の死から立ち直るまもなく、可奈子の携帯が着信した。
電源を切っても聞こえる押し殺した笑い声――「おまえが殺した」。
毎日はフツーだった。そう、「2mb.net」を知るまでは。
誰かを勧誘すればネットも携帯も無料というプロバイダに登録した高校生たちを、
奇怪な事件が次々襲う。
自殺、失踪、連続殺人……。
仮想現実に巣くう「極限の悪意」相手の、壮絶なサバイバルが始まった!

あらすじと内容が伴わない期待外れの作品が多い中、この作品は見事にハマりました。
冴えない普通の女子高生が主人公なんですが、その他の登場人物に超美形の女の子や男が登場する。
その可愛い演出や、格好良さの演出、これが実に上手いなと思いました。

文章全体の書き方、比喩表現が巧みで、それでいて分かりやすく読みやすい。
難しい漢字を駆使して情景描写する作家もいますが、この作家は読みやすさを重視しているように思えて好感が持てました。

思わず、あー、そうそう、なんなんだよ、分かるわコレーと言った共感を得る部分が多くありサクサク読めました。

肝心の内容、最初は普通に不可解な事件に巻き込まれて(実際そうなんですが)
徐々に真相に近付いていくタイプかと思ってたんですが、途中でがらりとその様相が変わります。

仮想現実に巣くう「極限の悪意」相手の壮絶なサバイバルという紹介文が、
まさにそうですね。第二部が始まったぜ、みたいな新たなステージへ誘われました。
いっぽう一気に非現実的な展開になっていくのも事実です。

あくまでリアリティを求めるのならば、この手の小説は読まない方がいいでしょう。
ただしエンターテイメントとして割り切って読むなら、これは面白いです。

主人公の女の子と、母親の強い親子愛も加わり、後半目頭が熱くなる展開もあります。
まぁ実際軽く涙を流しましたね。
前半の何気ない伏線が切り札に発展するなど読み応え十分かと。

そして最後の約束‥‥終章でしっかり補完しているのも良かったです。
完全に綺麗に終わるとは言い難いけど、物語としてキッチリ完結してます。

また違う作品も読んでみようかなと思います。



阪急電車 2013年8月26日(月)18時32分
分類:小説 [この記事のURL]

阪急電車(有川 浩)読了。
阪急電車を舞台に、電車を利用する普通の人びとが主人公の
短編連作ショート恋愛ストーリーといった漢字です。

一駅の間に発生する短いショートストーリーで、登場人物が次々入れ替わります。
しかしながら前の話で関係のある人が次の話を引き継いだり、別視点から物語を補完したり、その繋げ方が非常に秀逸です。

人との出会い、ほのかな恋、非常識な連中をガツンと言って溜飲を下げるといった展開があり様々なストーリが読み手を飽きさせませんね。

1話1話が短いので手軽に読めますが、連作として1つの話になってるのが特徴です。
文章も読みやすく、ちょっとしたユーモアなど、電車の中でありそうなエピソードも踏まえてなかなか面白かったです。



同級生 2013年8月23日(金)19時03分
分類:小説 [この記事のURL]

同級生(東野圭吾)読了。
15年以上前に書かれた学園を舞台にしたミステリー小説です。
古い作品ではありますが、十分楽しめる作品でした。

下手に捻くれた分かりづらいトリックやら、無意味な情景描写などなく
非常にシンプルで解りやすい展開です。
それでいて、単純なミステリーではなく、二重三重の真相が隠されています。

導入部分から主人公には何やら秘密がありそうだぞ、と匂わせておいて、
それを伏せたまま事件が続け様に発生していく。
真相に近付いたと思ったら、また新たな謎が登場するというように気になる展開へ結びつける手法が秀逸です。
グイグイ引き込まれる内容でした。

ただし内容的にはそれ程インパクトのあるものではなく
凄く盛り上がるといった場面もない。細かいピースが繋がって真相に繋がる過程は面白いんですが、すげぇ!! これは面白い!! という程のインパクトには達しない。

そんな作品でした。まぁサクサク読めるのでお薦めではありますね。



最終退行 2013年8月7日(水)22時21分
分類:小説 [この記事のURL]

最終退行(池井戸潤)読了。
現場銀行員による腐敗幹部との誇り高き闘いとのことで、
一介の銀行員が現在の銀行の在り方に鋭いメスを入れ反旗を翻す。

と言うと面白そうだが、実際の内容は微妙でした。
盛り上がりのないダラダラとして展開に、池井戸イズムの読者への鬱憤蓄積。
そこからの逆転劇による溜飲を下げる展開が殆ど感じられません。

トレジャーハンター的な展開に手を伸ばしストーリーのパーツの1つになってますが
上手く溶け込んでおらず中途半端な内容でした。

多少の救いはありますが、
最後にはスカッとしたいという人にとってはがっかりな作品でしょう。



株価暴落 2013年8月3日(土)16時40分
分類:小説 [この記事のURL]

株価暴落(池井戸潤)読了。
業績不振の巨大スーパーへ支援をしている銀行。
再生計画を掲げ改善の舵取りをきった矢先に爆破テロ予告。

株価は下落の一途を辿り倒産の二文字さえちらつくなか、
自然と追加融資を強引に押し進める企画部の二戸。
そこに対立するのは審査部の板東。再生計画の履行さえ真摯に受け止めない企業に
行う追加融資は更なる傷口を広げるだけだと。

爆破犯人を追いかけるストーリーと、融資の有無を巡っての対立を描く企業小説系ミステリー。

しかしながら池井戸潤イズムである企業小説の楽しさ、鬱憤を蓄積させ一気に反撃することで読者をスカッとさせるような展開がありませんでした。
なんだかもやもやと企業小説と、ミステリーを掛け合わせてしまって中途半端な作品に仕上がってるな、という印象が残りました。

特に見せ場と言えるシーンもなく淡々と進み、最後までしっくりこないで終わりました。
ちょっと期待外れな感じでしたね。



黄昏の囁き 2013年7月29日(月)20時55分
分類:小説 [この記事のURL]

黄昏の囁き(綾辻行人)読了。
囁きシリーズ第三弾。と言っても毎回主人公や舞台が変わる単独完結です。
特徴はテキストの所々に意味不明な囁き声が挿入される点です。
勿論この囁きが物語の核心に触れるキーパーツな訳ですが。

物語の兄の急死の報に帰郷した弟が主人公となり、
事故で片付けられた兄の死に疑問を抱くことから始まる。
これは本当にタダの事故なのか?
調査を重ねながら過去の記憶と今回の事件がリンクしていく。

展開は非常にシンプルで解りやすいです。そして読みやすい。
サクサク軽い感じで読み進められました。
犯人も一捻り入れて(都合良すぎるが)ミスリードを誘ってました。

全体を通してシンプルで判りやすくサクサクテンポ良く読める、
そこそこの作品といった感じでしたね。



七つの会議 2013年7月27日(土)23時46分
分類:小説 [この記事のURL]

七つの会議(池井戸潤)読了。
これはソニックを親会社に持つ東京建電で奮闘する社員の話である。
成果を挙げる為、苛烈なノルマを必死に達成しようと努力をする。
その裏では生きる為の熾烈なドラマが潜んでいる。

エリート課長・坂戸を駄目社員の烙印を押された八角がパワハラで訴えることから物語は動き出す。
パワハラとしては異例の処分。その裏に隠されたストーリーは厳しい現実である。

1章が終わった途端、いきなり登場人物が一新された全然違う会社の話になる。
次の章もまた全然違う視点となって、繋がりが全く見えませんでした。

が、再びメインストリームに戻った時、徐々に蠢く暗い影。

理不尽な言い掛かりを付けられて読者をやきもきさせた後、
反撃の狼煙で啖呵を切り読者をスカッとさせるという池井戸イズムが今回はありません。
粛々と物語が進むのっぺりとした展開でした。

起伏もそれほどなく若干退屈な部分も多々あります。
インパクトに欠けた分、引き込まれるような面白はありませんでした。
とは言え1本の話としては普通に読めます。やや消化不足な感じですが。



ロスジェネの逆襲 2013年7月20日(土)23時22分
分類:小説 [この記事のURL]

ロスジェネの逆襲(池井戸潤)読了。
オレたち花のバブル組、オレたちバブル入行組に続く半沢直樹シリーズ第三弾。
今回のテーマは企業買収を巡る手に汗握る攻防です。

今までと異なり半沢に理不尽な責任転嫁を押し付けられるという展開ではない。
なので最初の方は、ちょっとインパクト薄いなと思ってました。
ところが、読み進めていくにつれジワジワボディブローのように面白くなっていきます。

3分の1程度読み進めると一気呵成の面白さに変貌し読み進める手が止まらなくなります。
今回も半沢は疎まれネチネチと攻撃を受ける訳ですが、そんなことは意にも介さず、
我が道を貫き通す格好良さに痺れます。

あっと驚く逆転劇、奇襲のタイミングが絶妙で読み手を飽きさせません。
やられたらやり返す! 倍返しだ! の信条を素に組織の柵に屈せず立ち向かう姿は痺れますね。

物語も買収側に回ったり防衛側に回ったり、多視点で進みながら組み込まれるのが上手い。
一気に最後まで読める名作でした。



永遠の0 2013年7月14日(日)10時28分
分類:小説 [この記事のURL]

永遠の0(百田尚樹)読了。
戦争の凄惨さを訴えるもので、ストーリー性のない歴史の教科書といった感じでした。
物語を楽しみたいという気持ちで読むと完全な地雷小説です。

宮部という一人の零戦パイロットにスポットを当て、その人がどういった人生を歩んできたのか、という伝記みたいな感じです。

が、ややこしいことに当時の時代視点で書かれている訳ではなく
現在視点で書かれている点です。
どういうことかと言うと、宮部の孫が、祖父の生き様を戦争で生き残った人から話を聞くという構想。

これが私にとって一番の敗因です。語り口調で宮部との出会いや、活躍を聞かされる訳です。
が、宮部のストーリー話はそれなりに面白いです。
兎に角凄腕のパイロットであり、格好良くて、爽快です。

ただし宮部の話ばかりではなく、最初に語り手の人がどういうことをしていたか、
という余談が必ず入ります。それはつまり戦争のことを説明している訳ですが、
都度都度変わる語り手の話をバラバラ聞かされても正直困ります。

読者は宮部を中心としたストーリーを楽しみたいのに。と思うのは私だけでしょうか。
宮部と関係ない戦争について淡々と語るシーンを中心に全体の2割くらいは読み飛ばしましたね。

もっともこれはストーリーを楽しむ小説ではなく、
戦争とはこういうものだ、ということを説明した参考書と言えばしっくりきます。

情景描写は非常に薄っぺらで、イメージがリアルに描けません。
8割以上が語り口調で淡々と説明する展開なので必要なしと言えばそうですが。

〜は言った。〜はそう言って頷いた。読みを見ると涙を流していた。

といった感じで、〜た。 という言い切り表現が殆どです。
これは洋書を翻訳した和書で非常に多く見かける光景です。
洋書翻訳小説が苦手な人は、この小説も結構辛いと思います。


<< 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 >>
nik5.144