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17年11月の雑記
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クジラの彼(有川浩)読了。
自衛隊員の恋愛を描いた異色の恋愛小説。
男だらけの中の自衛隊でも、恋する気持ちは同じ。
一般人には解らない、それはそれは高いハードルがある。
長続きしないのは目に見えてる。それでも頑張って恋する。
そんなラブストーリーが6編詰まった短辺小説。
実状は不明だが、説得力ある恋愛事情はある意味新鮮でした。
会えないだけではなく、数ヶ月連絡すら取れない状況が続く。
遠距離恋愛どころの話ではない。
普通にはない独特な恋愛事情はそれなりに楽しめました。
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ララピポ(奥田英朗)読了。
連作短編です。各話に登場する脇役が、次の話で主人公になる。
そんな形で6話が繋がっていきます。
同じ時系列を別視点で描く手法に似てますが、
殆ど接点がないので重複展開による倦怠感は薄いです。
逆にああ、ここで繋がる訳か、というニヤリと言う思いの方が強い。
内容は世間では負け組に分類される人達の日常が描かれている。
ただしその日常が普通では無く、性欲に溺れ堕落している。
濡れ場シーン満載でした。
目を見張るような展開や仕掛けはないが、結末はどうなるんだ?
という好奇心を上手く煽って進むストーリー展開は良い。
無駄な情景描写もほぼなく、サクサク読み進められる。
何やかんやで面白かったです。
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花咲舞が黙ってない(池井戸潤)読了。
不祥事の続編。TVドラマで付けられたタイトルの逆採用です。
物語は不正によるフラストレーションを溜めた後に渇を入れて溜飲を下げる。
といういつものパターンが続きます。短編で話がまとまっていますが、連作となっており
後半は編を分ける必要もない程、連続した1つのことを扱ってます。
内容は悪くはないですがフラストレーションの発散度合いは今一でした。
中途半端に啖呵を切って、何やかんやのウチに終わってしまう。
もっと、こう反撃の狼煙が上がって、相手をギャフンと言わせるような強烈なインパクトが欲しかったです。若干大人しめでした。
今回の作品には思わずニヤリとする、とある人物が登場しました。
まさかここでコラボするとは・・・しかも美味しいところを掻っ攫っていく。
何やかんやで楽しめました。
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