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ホーンテッド・キャンパス なくせない鍵(櫛木理宇)読了。
シリーズ7作品目。季節は2年生、年の瀬〜バレンタイン時期まで。
バレンタイン時期が重なると言うことで、恋愛要素が随所に鏤められています。
今回は失望から始まる切ない恋というか、どーせ主人公の勝手な思い違いだろという
誰もが思いつくパターンを最後まで引っ張る要素でした。
それは兎も角として肝心の話ですが、全部で4編。
今回は全ての話が一定水準で面白かったです。
軽いタッチなので読み易いってのもありますね。
非現実的な話ではありますが、それなりのリアリティがあって入りやすいです。
ノンフィクションを武器に徹底的な非現実的なオカルトというのが好きな人には
ものたりないでしょうが、日常に溶け込むちょっとしたオカルト好きには良いかと。
一番面白かったのは、最初の「嗤うモナリザ」です。
不可解な現象に興味を覚え、答えが知りたくて引き込まれていきます。
そして全編通じて「鍵」に関連する軽微なイベントが発生するんですが、
エピローグ読んで、上手いなって思いました。
タイトルの「なくせない鍵」は凄くマッチしてました。
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