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正三角形は存在しない 霊能数学者・鳴神佐久に関するノート |
2016年5月14日(土)14時00分
分類:小説
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正三角形は存在しない 霊能数学者・鳴神佐久に関するノート(二宮 敦人)読了。
霊感ゼロの女子高生、猿倉佳奈美は幽霊の存在を疑いもしない。
幽霊が観たくして仕方ない彼女は、霊感の強い鳴神雄作に近付く。
更には霊現象を数学で解読する変人霊能者で鳴神の兄である佐久に近付き
遂には「片化粧」という方法で霊を体験できる可能性を示唆された。
早速試してみた佳奈美だが・・・といった感じで始まる。
短編連作で1話で完結しますが、最終的に1つのゴールに向かって帰結します。
数学の題材を上手く活用してたのは1話のみで他は微妙。
幽霊小説と言えば、そうだが、ホラー要素を出してるようなものではない。
最後まで読むと、ちょっとした意外な結末になって、なるほどって納得しました。
会話が多く全て改行されてるので、文庫だけど非常に読みやすくテンポは良かった。
ただグッと引き込まれる要素としては薄いといった印象。
綺麗に終わってちゃんと完結してるので、読んだ後の後味は悪くありませんでした。
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