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2016年04月16日の雑記
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惑星カロン(初野 晴)読了。
吹奏楽の甲子園と呼ばれる普門館を目指す、高校吹奏楽部を舞台にした
日常の中に潜むミステリーを解き明かす中編小説の5作目。
1話90ページ程度で、本のタイトルになっている「惑星カロン」のみ140ページ程度。
全部で4つの話が容易されており、何れも不思議な事件が発生。
それに巻き込まれる(首を突っ込む)形で関わってしまう。
その謎を解くのは、主人公の一人、ハルタ。頼りになるヤツである。
皆が頭を捻って悩んでいても、いともあっさり余りにも簡単に謎を解いてしまう。
物語の構図は、QEDという漫画とよく似ている。
これを知ってる人なら、あー似てるなって思う。
小説の話に戻そう。
今回の謎もなかなか面白い内容で、どういうことなんだろう?
といった好奇心が沸き上がる内容になってました。
最初はちょっと退屈だけど、途中から本格的な謎解きが始まる。
ここまでくると、かなり面白くなる。
話はそれぞれ完結しているが、次の話で前の話のネタを振ってたりします。
ここに微妙な繋がりが出てきて、ニヤリとしてしまうギミックは良かったですね。
最後の「惑星カロン」は実は一番今一な話でした。
全体的に面白く仕上がっているので読んで損はないと思います。
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