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16年01月の雑記
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ジャイロスコープ(伊坂幸太郎)読了。
7つの短編小説。一番最後の書き下ろしのみ若干他の短編と絡みがありますが、
それ以外は全て単独で完結してます。
短編は当たり外れがあり、3つ程はそれなりに面白かったですが、
他はかなり退屈でした。
浜田青年ホントスカ、ギア、一人では無理があるの3編がそれなりに面白かったものです。
ギアは固定の場所で淡々と複数人の人が会話するだけの内容にも関わらず、
なかなか面白かったです。非現実の世界観での話であり、想像力が掻き立てられました。
全体的にはパッとしませんでしたが、短編なのでちょっとした時間で読む分には良かったです。
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陽気なギャングは三つ数えろ(伊坂幸太郎)読了。
4人組の銀行強盗が久々に行った銀行強盗から物語はスタート。
そのやりとりはなかなか面白い会話で引き込まれます。
が、物語は銀行強盗の話がメインではなく、キッカケに過ぎない。
この銀行強盗がキッカケで、いつの間にか全然関係ないトラブルに巻き込まれてしまう。
そのトラブルを解決する為に奮闘するストーリー展開となっています。
物語は4人の銀行強盗視点を切り替えながら進んでいきます。
不可思議な伊坂ワールドではなく、日常の範囲内で進むストーリー展開は
退屈でもあり安心します。
ところどころ興味を惹くシーンはあるものの全体的にはやや退屈な印象でした。
虫や動物の博識な話は結構「へぇー」と思ったりしました。
最後は一応スカッと終わる展開になってますが、盛り上がりは今一って感じでした。
ページ数は225ページと一見短いように見えますが、
1ページ上下2分割で文字は小さめなので、ページ数以上に文字数はあります。
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CHAOS;CHILD(PS4)クリアした。
妄想科学ADVの第二弾。前作、CHAOS;HEADの続編で世界観を共有してますが、
初めてプレイしても問題になりません。
前作知ってると若干にニヤリとするシーンはありますけど。
肝心のストーリーは前作と同様、次々に発生する猟奇的な事件の謎を追いかけ、
巻き込まれていくというもの。
余りにも特異な事件性により興味を掻き立てられます。
一体誰がこんなことをしているのか、目的は何なのか。
初回プレイはそれなりに先の展開が気になりワクワクしましたが、
当然、TRUE ENDに辿り着ける訳もなく、後味の悪い展開で終わります。
それでもそこまでに至るストーリー展開がなかなか良かったです。
二転三転四転と次々新たな事実が明かされていくのは楽しかったです。
ヒロイン毎の個別ルートが存在しますが、全てのルートはかなり独立しており、
それぞれシナリオをクリアしなければ、全ての謎が解明されない・・・
という訳じゃないのが残念です。寧ろヒロイン毎のストーリーになった途端、
つまらなくなるという珍しいパターンです。
初回プレイで、どのヒロインルートにも入らないシナリオにいったんですが、
それが一番面白かったです。
唯一、来栖シナリオはまぁそれなりに良かったかな。
TRUE ENDまで見ましたが、何かこうモヤっとした感じで
すっきり終わらないんですよね。
結局初回プレイ以降は普通のゲームに成り下がった感じですね。
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