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2015年08月16日の雑記
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キャプテンサンダーボルト(阿部 和重/伊坂幸太郎)読了。
二人の著者による書き下ろしの小説です。
第二次世界大戦におきた東京大空襲。B29による爆撃。
そんな中、3台のB29が東北の蔵王に墜落した。
公開中止になった幻の映画のロケ地は蔵王。
点と線が結び付くとき、恐るべき真実が浮かび上がる。
といった感じだが、謎に行く付くまでの過程が長すぎました。
300ページくらい読んで漸く、パズルのピースが重なりあって、
大きな謎と対面し、面白くなってくるのですが、それまでの展開は退屈でした。
後半はそれなりに盛り上がりはするものの手に汗握るといった展開とは思えず、
決着も結構チープな感じでガッカリ感は否めませんでした。
もう少しコンパクトにまとめられたのではないかなと思いましたが、
伏線が回収され始める後半からはそれなりに楽しめた作品でした。
常識を越えた非現実的な登場人物や、時間トリックを使った独特の伊坂節はありませんので、伊坂幸太郎の小説として読むと期待外れになるかもしれません。
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