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マスカレード・イブ(東野圭吾)読了。
女性ホテルマンをヒロインにした推理小説第二弾。
今回は短編3作に中編1作という内容。
そのうちの1作はホテルマンとは関係ない純粋な殺人事件モノでした。
なんで、この作品に入ってるんだ? と思ったが、それは中編書き下ろしの
マスカレード・イブ でヒロインが働くホテルとの接点が生まれるから。
それはともかく短編の内容。
1話60ページ程度ですが、捻りがあり、二転三転といったギミックもありました。
読み手を引き込ませる内容で、こんな単純な訳がない、と思わせ、
最後にもう一幕ステージを用意し綺麗にまとめた作品です。
ヒロインの洞察力は見事なもので、それが実に的確に事件の真相を貫いてます。
ホテルマンとしての手腕も、なるほど、といった裏側の仕事ぶりが理解できます。
短編1作は完全に刑事が主人公で物語が進みますが、その他2作はホテルが舞台です。
そして中編のマスカレード・イブは刑事とホテルマンが交錯する訳ですが、
ホテルマンとしての舞台より、警察側の調査視点が多かったように思えました。
警察視点の話なら普通の推理小説で読めるので、そこがちょっと残念でした。
内容的にはそれなりに楽しめた感じです。
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