.................................................
<< 13年09月 >>
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30


最近のコメント
10/07 北本
09/29 拝承
07/28 北本
07/20 ばてれん
10/26 北本
.............................
何となくリンク
.............................

2023年
03月
05月
10月
2022年
06月
2021年
01月 02月
2020年
02月
05月
09月
2019年
04月 05月
08月 09月
2018年
01月 02月 03月
04月 05月 06月
09月
10月
2017年
01月 02月 03月
04月 05月 06月
07月 08月 09月
10月 11月 12月
2016年
01月 02月 03月
04月 05月 06月
07月 08月 09月
10月 11月 12月
2015年
01月 02月 03月
04月 05月 06月
07月 08月 09月
10月 11月 12月
2014年
01月 02月 03月
04月 05月 06月
07月 08月 09月
10月 11月 12月
2013年
01月 02月 03月
04月 05月 06月
07月 08月 09月
10月 11月 12月
2012年
01月 02月 03月
04月 05月 06月
07月 08月 09月
10月 11月 12月
2011年
01月 02月 03月
04月 05月 06月
07月 08月 09月
10月 11月 12月
2010年
01月 02月 03月
04月 05月 06月
07月 08月 09月
10月 11月 12月
2009年
01月 02月 03月
04月 05月 06月
07月 08月 09月
10月 11月 12月
2008年
01月 02月 03月
04月 05月 06月
07月 08月 09月
10月 11月 12月
2007年
02月 03月
04月 05月 06月
07月 08月 09月
10月 11月 12月

2013年09月13日の雑記


ガソリン生活 2013年9月13日(金)23時29分
分類:小説 [この記事のURL]

ガソリン生活(伊坂幸太郎)読了。
車が主人公という全く新しい着眼点の小説です。
その車の持ち主がちょっとした事件に巻き込まれる訳ですが、
物語は車視点で進みます。もし車が意思を持って色々な会話をしたら?
というコンセプトが滲み出ています。

車同士は様々な会話が成立するが、車が人間に干渉することは一切無い。
あくまで人間の世界で起こった出来事を車同士が情報交換しながら、
物語が進んでいく感じです。

車視点の為、その表現が色々面白かったりします。
開いた口が塞がらない⇒開いたボンネットが塞がらない。
とかそういう人間の世界の言葉を車に置き換えてる文章がニヤッとします。

ちょっとしたイベントや、溜飲を下げるといった小さなイベントはありますが
物語全体としては大したものではないです。
あくまで車を主人公にした車同士の会話を楽しむ小説でしょうか。

ストーリー重視の人には向かないけど、ちょっと趣向の変わった話を求めるには良いのではないでしょうか。


nik5.144