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13年08月の雑記
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株価暴落(池井戸潤)読了。
業績不振の巨大スーパーへ支援をしている銀行。
再生計画を掲げ改善の舵取りをきった矢先に爆破テロ予告。
株価は下落の一途を辿り倒産の二文字さえちらつくなか、
自然と追加融資を強引に押し進める企画部の二戸。
そこに対立するのは審査部の板東。再生計画の履行さえ真摯に受け止めない企業に
行う追加融資は更なる傷口を広げるだけだと。
爆破犯人を追いかけるストーリーと、融資の有無を巡っての対立を描く企業小説系ミステリー。
しかしながら池井戸潤イズムである企業小説の楽しさ、鬱憤を蓄積させ一気に反撃することで読者をスカッとさせるような展開がありませんでした。
なんだかもやもやと企業小説と、ミステリーを掛け合わせてしまって中途半端な作品に仕上がってるな、という印象が残りました。
特に見せ場と言えるシーンもなく淡々と進み、最後までしっくりこないで終わりました。
ちょっと期待外れな感じでしたね。
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最終退行(池井戸潤)読了。
現場銀行員による腐敗幹部との誇り高き闘いとのことで、
一介の銀行員が現在の銀行の在り方に鋭いメスを入れ反旗を翻す。
と言うと面白そうだが、実際の内容は微妙でした。
盛り上がりのないダラダラとして展開に、池井戸イズムの読者への鬱憤蓄積。
そこからの逆転劇による溜飲を下げる展開が殆ど感じられません。
トレジャーハンター的な展開に手を伸ばしストーリーのパーツの1つになってますが
上手く溶け込んでおらず中途半端な内容でした。
多少の救いはありますが、
最後にはスカッとしたいという人にとってはがっかりな作品でしょう。
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1〜2週間程前から冷房が調子悪く、数日前から冷えなくなりました。
ここ数日、冷房なしの生活に馴染んできたのですが、まぁ買い換えもありかなと。
そんな訳で、エアコンを買い換えたので簡単に感想を。
買ったのはダイキンの「AN22PESJ-W」です。
AN22PES-Wをベースにした上新電機オリジナルモデル。
何が違うのかと言うと、ランドリー運転とかいう機能がついてるだけっぽい。
> ランドリー運転
2kgの洗濯物を約2時間で乾燥します。
梅雨時や、洗濯物が外に干せないときなどにおすすめ。
■値段 73875円
本体価格 :57800円
取付工事 :10000円
撤去工事 :4000円
リサイクル:2075円
■スペック
外形寸法 高さ283×幅770×奥行223mm/質量8kg
冷房運転電流 6.3A 暖房運転電流 5.2A
冷房消費電力 545W 暖房消費電力 450W
■リモコンについて
・温度計と時計が付いていない
・風量は5段階+しずか、自動の全部で7種類
・風の向きは、角度調整できない。ただしスイング機能を使い上下にスイングしてるところを
任意の位置でスイング停止すれば角度調整可能。まぁつまり面倒
・ボタン押下毎にデータ送信が発生するので連続押下しても設定が反映されない
・タイマー入/切ボタンを1回押しただけでセットされる
切を1回押したら、1時間後に冷房が切れる(切押した後、設定ボタンを押す必要ない)
1〜12時間の範囲で設定可能
■便利機能
・パワーセーブ機能
消費電力を抑えるモードらしい。ただし設定温度に辿り着くまで時間が掛かる
・ストリーマ空気清浄
ストリーマ放電の分解力でカビやアレル物質を抑え、部屋の空気を綺麗にする
・内部クリーン
エアコン内部のカビやニオイを抑える
・風ないス
風向きと風量を調整して、風を直接体にあたりにくくする
まだ使い始めたばかりですが、まぁ普通に問題ないですね。
設定温度は29〜30度で、風量はしずかで運転してます。まぁそれなりに静かです。
DCモーター扇風機とのコラボレーションで快適な夏を過ごせそうですな。
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同級生(東野圭吾)読了。
15年以上前に書かれた学園を舞台にしたミステリー小説です。
古い作品ではありますが、十分楽しめる作品でした。
下手に捻くれた分かりづらいトリックやら、無意味な情景描写などなく
非常にシンプルで解りやすい展開です。
それでいて、単純なミステリーではなく、二重三重の真相が隠されています。
導入部分から主人公には何やら秘密がありそうだぞ、と匂わせておいて、
それを伏せたまま事件が続け様に発生していく。
真相に近付いたと思ったら、また新たな謎が登場するというように気になる展開へ結びつける手法が秀逸です。
グイグイ引き込まれる内容でした。
ただし内容的にはそれ程インパクトのあるものではなく
凄く盛り上がるといった場面もない。細かいピースが繋がって真相に繋がる過程は面白いんですが、すげぇ!! これは面白い!! という程のインパクトには達しない。
そんな作品でした。まぁサクサク読めるのでお薦めではありますね。
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阪急電車(有川 浩)読了。
阪急電車を舞台に、電車を利用する普通の人びとが主人公の
短編連作ショート恋愛ストーリーといった漢字です。
一駅の間に発生する短いショートストーリーで、登場人物が次々入れ替わります。
しかしながら前の話で関係のある人が次の話を引き継いだり、別視点から物語を補完したり、その繋げ方が非常に秀逸です。
人との出会い、ほのかな恋、非常識な連中をガツンと言って溜飲を下げるといった展開があり様々なストーリが読み手を飽きさせませんね。
1話1話が短いので手軽に読めますが、連作として1つの話になってるのが特徴です。
文章も読みやすく、ちょっとしたユーモアなど、電車の中でありそうなエピソードも踏まえてなかなか面白かったです。
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