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七つの会議(池井戸潤)読了。
これはソニックを親会社に持つ東京建電で奮闘する社員の話である。
成果を挙げる為、苛烈なノルマを必死に達成しようと努力をする。
その裏では生きる為の熾烈なドラマが潜んでいる。
エリート課長・坂戸を駄目社員の烙印を押された八角がパワハラで訴えることから物語は動き出す。
パワハラとしては異例の処分。その裏に隠されたストーリーは厳しい現実である。
1章が終わった途端、いきなり登場人物が一新された全然違う会社の話になる。
次の章もまた全然違う視点となって、繋がりが全く見えませんでした。
が、再びメインストリームに戻った時、徐々に蠢く暗い影。
理不尽な言い掛かりを付けられて読者をやきもきさせた後、
反撃の狼煙で啖呵を切り読者をスカッとさせるという池井戸イズムが今回はありません。
粛々と物語が進むのっぺりとした展開でした。
起伏もそれほどなく若干退屈な部分も多々あります。
インパクトに欠けた分、引き込まれるような面白はありませんでした。
とは言え1本の話としては普通に読めます。やや消化不足な感じですが。
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