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ロスジェネの逆襲(池井戸潤)読了。
オレたち花のバブル組、オレたちバブル入行組に続く半沢直樹シリーズ第三弾。
今回のテーマは企業買収を巡る手に汗握る攻防です。
今までと異なり半沢に理不尽な責任転嫁を押し付けられるという展開ではない。
なので最初の方は、ちょっとインパクト薄いなと思ってました。
ところが、読み進めていくにつれジワジワボディブローのように面白くなっていきます。
3分の1程度読み進めると一気呵成の面白さに変貌し読み進める手が止まらなくなります。
今回も半沢は疎まれネチネチと攻撃を受ける訳ですが、そんなことは意にも介さず、
我が道を貫き通す格好良さに痺れます。
あっと驚く逆転劇、奇襲のタイミングが絶妙で読み手を飽きさせません。
やられたらやり返す! 倍返しだ! の信条を素に組織の柵に屈せず立ち向かう姿は痺れますね。
物語も買収側に回ったり防衛側に回ったり、多視点で進みながら組み込まれるのが上手い。
一気に最後まで読める名作でした。
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