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虚像の道化師(東野圭吾)読了。
天才物理学者、湯川学が物理学の視点から事件を解決するガリレオシリーズ第七弾。
全4作からなる短編集です。1話65ページ前後となってます。
幻惑す(まどわす)、心聴る(きこえる)、偽装う(よそおう)、演技る(えんじる)
の4編ですが、最初の3編が特に好きでした。最後はまぁ普通ですね。
読者のミスリードを誘う叙述トリックがメインでしょうか。
すっかり騙されたというかこれは新鮮な展開でしたね。
一押しは「偽装う」でしょうか。
湯川の「傘のお礼さ」のセリフと結末が見事でした。爽やかな感動さえ与えてくれる。
全体を通して言えることは、いちいち湯川の言うセリフが深いということです。
理詰めというか、確かに尤もな意見だ、とか痺れるセリフが多々ありました。
短編だと何かと希薄な内容になりがちですが、今作品は美味しいところをギュッと絞り込んだように内容も結末もトリックもしっかりしてます。
かなり楽しめました。
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