.................................................
|
日 |
月 |
火 |
水 |
木 |
金 |
土 |
24 |
25 |
26 |
27 |
28 |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
10 |
11 |
12 |
13 |
14 |
15 |
16 |
17 |
18 |
19 |
20 |
21 |
22 |
23 |
24 |
25 |
26 |
27 |
28 |
29 |
30 |
31 |
|
.............................
何となくリンク
.............................
|
|
13年03月の雑記
|
ルーズヴェルト・ゲーム(池井戸潤)読了。
伝統の野球部を抱える青島製作者は不況でリストラを余儀なくされていた。
年間3億円を拠出する野球部は真っ先にリストラ対象となる。
競合他社への有力選手の引き抜きで野球部としての実力さえ危ぶまれる。
果たして野球部の運命、そして会社の運命は?
という感じで話が進むんですがパターンとしては下町ロケットと同じです。
景気低迷で下手をしたら倒産の可能性すらある中、
必死に打開策を模索し生き残りを図る。
様々な誘惑を乗り越え、自分達の信念を貫いていく姿には憧れます。
そんなヤキモキとした気持ちも最後の最後に爆発し、
圧倒的な爽快感をもたらしてくれます。
終わり方も実に上手い。
野球部と会社の両方の観点から並行にドラマが進んでいきますが、
最後は綺麗にまとまってました。
途中まではそこそこ面白い感じで進みますが、最終章の爽快感は圧倒的でした。
|
|
|
暗闇の囁き(綾辻行人)読了。
冒頭からいきなり残虐的なシーン。残虐死体の描写でどっきり展開ですが、
そういうグロいのがメインではないのでサクッと情景描写は終わります。
という訳で、それ程インパクトはありません。
物語は都会の喧噪を忘れ人里離れた山奥の別荘地が舞台。
フラッと出会った幼い二人の兄妹の周りで奇妙な事件が起こる。
果たして、事件の真相は? ミステリアスで奇怪な物語が綴られています。
が、正直引き込まれる要素は薄く、淡々と文章を読まされてる感は否めませんでした。
盛り上がりも特になく、ダラダラ展開が最後まで続き、真相も何か安っぽい。
微妙に退屈な小説でしたので、オススメは出来ない小説ですね。
|
|
|
花の鎖(湊かなえ)読了。
久々の超絶駄作。時間の無駄としか言いようのない面白くも何ともない小説でした。
何が面白くないのか、物語が判り辛すぎて何を言いたいのかサッパリ判らん。
主人公に3人の女性がいるんですが、それぞれ独自のストーリーが展開されます。
全然記憶に残らない程にインパクトのない退屈な展開のオンパレードです。
名前もハッキリと言わせなく、登場人物像が掴みづらい。
更に最後の最後まで全くと言って良い程、交わりがない。
時間軸もしょっちゅう入れ替わり、兎に角本気で内容が把握しづらい。
盛り上がるシーンも特になく淡々と退屈な文章を目で追うだけの作業‥‥
私の頭が悪いのか? 家系図を構想して当てる小説なのか?
これは読まないのが正解でしょう。時間の無駄遣いです。
|
|
|
ThinkPad tablet 2を買って2ヶ月程経ちましたが、アクセサリーも色々買いました。
そのウチの1つがスリムケースです。
まずはこのケースの感想から語ってみたいと思います。
結論。流石専用ケースだけあってボタンや接続端子部分などは
ケースが被らないような設計になっています。
本体ともカチッとぴったり填ります。
が、如何せん重量が駄目です。413gもあり、Thinkpad tablet 2本体が570gなので、
両方合わせて約1kgとなり超軽量UltraBookと大差なくなってしまいます。
まぁそれは我慢できたとして、
実は手軽にスタンドみたいに立てかける用途をメインに考えてました。
ところがこれが大外れ。
立てかけると、ほぼ直角にしかなりません。
ディスプレイが少しナナメ上になる程度の角度が欲しかったんですが直角です。
見下ろして画面を見ようとしても、直角なので正面からじゃないと駄目です。
これには参りましたね、マジで。
仕方なくドックを買いました。
タブレットとドッキングさせることで、USB、HDMI、LANが増えACアダプタによる充電が可能になります。
もっともスタンド目的なので、それらはあまり考慮してない訳ですが一応検証しました。
まずUSBは2.0でした。HDMIは普通に出力できましたが音声は再生できませんでした。
LANは100MBです、今更100MBはないわーと思ったが仕方ありませんね。
スタンドとしてはナナメ上に向く感じなのでそこそこ満足してます。
Thinkpad tablet 2で一番の誤算はHDMIで音声出力されないということでした。
設定とかでやる方法あるのか?? ノートPCはHDMI差すだけで普通に音声再生出来たのだが‥‥まぁとりあえず、そんなとこ
|
|
|
火車(宮部みゆき)読了。
宮部みゆきの小説を読んだのは初めてだったんですが、微妙でした。
無駄にダラダラ長く、謎が気になって引き込まれるというインパクトが薄い。
【概要】
休職中の刑事、本間俊介は遠縁の男性に頼まれて彼の婚約者、関根彰子の行方を捜すことになった。自らの意思で失踪、しかも徹底的に足取りを消して――なぜ彰子はそこまでして自分の存在を消さねばならなかったのか?
いったい彼女は何者なのか? 謎を解く鍵は、カード社会の犠牲ともいうべき自己破産者の凄惨な人生に隠されていた。
といった内容で、失踪した婚約者を捜す、というのが大きなテーマなんですが、
そこから意外な展開を見せる‥‥んですが退屈なんです。
こう読んでて、引き込まれないんです。
悪くはないんですが、面白いと言える程ではなかったです。
登場人物が多く更に情景描写が不足しているせいか、誰が、どういう役割なのか印象に残り辛い。
じっくり考えると良く出来ていると言えるかもしれないけど
手軽に楽しみたいという用途には向いてないかなと。
|
|
ルートダブル - Before Crime * After Days - |
2013年3月24日(日)1時02分
分類:ゲーム感想
[この記事のURL]
|
|
ルートダブル - Before Crime * After Days -クリア!
二人の主人公視点から物語の真相に辿り着くサスペンスADVです。
巨大な科学研究施設で、爆発事故が発生。
施設内に閉じ込められた男女9人の運命は?
結論から言おう。
これは絶対にプレイすべき作品である。
特にADVゲーム史上最高傑作シナリオと呼び声高いEver17が面白いと感じた人は、
絶対にプレイした方が良いでしょう。趣旨が同じです。勿論中身は全然違いますが。
事故発生後から描かれるルートA。
事故発生までの過程を描くルートB。
2つのルートが重なり合うとき、新たな真実が浮かび上がる。
これだよコレ! 求めてる展開は
このゲームには独特な作中設定が非常に多彩に組み込まれている。
もっとも重要なのはBC(Beyond Communication)と呼ばれる特殊能力だ。
テレパシーといった能力。一見刺激を与える為の副産物設定と思えますが、
これが実に重要で、物語の核心と言っても良い程、広がっていきます。
何より複雑に張り巡らされた伏線、伏線、伏線のオンパレード。
プレイヤーは何が起こってるのか訳が判らず置き去りにされますが、
そこがまた良いです。
何しろ先の展開が気になってグイグイ引き込まれるストーリーになりますから。
読み進める程に深まる謎。
二つのルートが重なった時の怒濤の伏線回収は見事と言う他ありません。
非現実的な設定や伏線が次から次へと填っていく展開は
脱帽を通り越して震撼しました。すげぇの何のって。
その伏線回収は9人の男女それぞれ設定されたストーリーの中でも消化されていきます。
9人分のストーリーを重ね合わせ、複雑に絡み合った展開を最後に重ね合わせるとか凄すぎますね。
ルートの名称の付け方も上手い。ROOT DOUBLEというタイトルにも震撼します。
兎にも角にもストーリーは間違いなく一級品でしょう。
残念なのは音楽。
めっちゃ良い駆け出し系キラーサウンドが1曲ありましたが、
それ以外は全然インパクトなくて印象に残りませんでした。
こう涙腺誘うような悲しいシーンも微妙でパッとしないというか、
まぁそんな感じで音楽は期待しない方が良いでしょう。
あとはゲーム起動時のDISKチェックがウザイです。10秒くらい掛かります。
コピー防止の為とは言え、これはちょっとなぁ‥‥ネット認証よりマシだけど。
恋愛要素は皆無に等しいです。
兎に角、謎に満ち溢れ、予想を越えた超展開の真相を求め
グイグイ引き込まれるストーリー展開を期待する人は買って損はないでしょう。
|
|
|
禁断の魔術(東野圭吾)読了。
天才物理学者、湯川が活躍するガリレオシリーズ第八弾です。
今回は短編集で全4編です。
それぞれの話にガリレオシリーズ特有の物理学を駆使したトリック(?)が使われており、期待を裏切りません。
短編ながら良くまとまっていると思いました。
全3編だけなら☆3つ程度でしたが、最後の4編目は良い感じに痺れる作品でした。
内容が良いというか、何だろう、後半の湯川の覚悟や、
科学の使い方を考えさせられるネタが仕込まれたことでなかなか楽しめました感じ。
今までとは趣向を変えた格好良さが感じられました。
凄く引き込まれる程ではないんですが、安心して読める作品です。
|
|
|