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下町ロケット(池井戸 潤)読了。
主人公は中小企業の社長。突然舞い降りた倒産の危機から物語はスタートします。
様々なトラブルに巻き込まれ倒産寸前、ぎりぎりの苦境。
非常に解りやすく悪役となる存在を提示しており、
その卑劣っぷりに読者はやきもきし鬱憤が溜まりまくります。
その鬱憤をプライドを駆けて晴らす様は圧倒的な爽快感が味わえます。
金さえ出せば何でも思うがままと思っている大企業に対する中小企業の維持とプライドがぶつかる。
四面楚歌、罵詈雑言で罵られてもプライドを捨てず立ち向かっていく様は格好良すぎます。
章仕立てとなっており全てにおいて山場が用意されており飽きません。
何よりも読み始めたら止まらないです。
次から次へと怒濤の展開が続き息の付く暇もない程、
グイグイ引き込まれていきます。とにかく面白いと言わざるを得ません。
そしてそれは感動へと変わっていきます。素晴らしい作品でした。
間違いなくトップクラスの面白さでしょう。読まない手はありません。
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