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ロートケプシェン、こっちにおいで(相沢沙呼)読了。
マジシャン、酉乃 初がヒロインの学園青春ミステリ第二弾です。
前作よりミステリ要素が大分薄れて、ヒューマンドラマ的な展開になってます。
前作が完全主人公視点で描かれていた短編完結であるのに対し、
今作は二人の視点を交互(といっても主人公サイドがメイン)に入れ替えて
物語が進んでいきます。
タイトルになってる物語で一つのイベントが解決していきますが、
物語全体としては全て時系列的に繋がっていきますので長編作品と言えます。
ヒューマンドラマ的展開といったのは、イジメの展開があることです。
後悔と自責の念に苛まされる、もう一人の登場人物。
その心理描写が非常にリアルに描かれて、感情表現が豊かです。
主人公は相変わらずヒロインに恋して止まない。
好きで好きで堪らないという気持ちが溢れんばかりにテキストを埋め尽くしてます。
描写が上手いです。
そしてマジック要素を取り込むことを忘れない展開。
最後はちょっとした驚きも用意されてたり、なかなか楽しめる内容ではあった。
突っ込み所はありましたが(メール送受信履歴見れば解るんじゃね?)
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