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真夏の方程式(東野圭吾)読了。
物理学者が主人公のガリレオシリーズ第六弾です。
物理学の小ネタを随所に忍ばせながら事件に巻き込まれていくパターンは健在。
プロローグのやりとりは思わずニヤリとしてしまう感じでした。
さて、今回は人物相関が解り辛く間を開けて読むと忘れてしまう程でした。
単純な事故として片付けられそうだが、当然そんな展開ならミステリの意味がない。
という訳で事件性を疑っていくと、過去の事件とか色々な人物関係が繋がって
最後の最後に全てが繋がって解決って感じ。
物理学的なトリックとかより人物関係の繋がりから隠された動機を見つけるのがメイン。
個人的にはガリレオシリーズの特徴である物理系のネタを大いに仕込んでみらいたかったです。
まぁ随所に物理ネタはあって、物語にも関係してくる訳ですが。
また方向性を間違えると一人の人物の人生が大きく変わってしまう。理由は言えない。
とか相変わらず好奇心を煽るネタで引っ張る主人公は流石です。
そんな感じで今回は普通のミステリ小説っぽい印象を受けました。
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