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2012年10月30日の雑記
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夜明けの街で(東野圭吾)読了。
妻帯者街の夫が主人公の浮気・不倫小説です。ミステリーでも何でも御座いませんが、その中に好奇心のネタを入れてるところが上手い。
不倫相手には15年前に起こった事件の犯人ではないか?
という設定を匂わせつつ、恋仲に発展し、不倫へと帰結する。
罪悪感との葛藤を描きつつ、最後はどうするんだろう。
離婚? 破滅? そして事件の真相は? といった好奇心の餌に食いつくように
先の展開が気になる内容になってます。
実際どんどん読んでしまいました。
アッと驚くような大がかりな仕掛けはないんですが、読んでて引き込まれましたね。
不倫の葛藤とかも良く伝わってきました。
最後は東野圭吾お得意のオチで締め括っているのもニヤリとしますね。
まぁちょっと物足りないまま、終わっちゃったなって感じはしましたけど。
それでも十分楽しめる作品でした。
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