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何となくリンク
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2012年09月24日の雑記
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あるキング(伊坂幸太郎)読了。
今までの伊坂作品とは異なるストーリーということで興味はあった。
実際、リンクとか、独特の世界観はあまりないストーリ展開でした。
が、それが面白くないという訳ではなく、寧ろ私は楽しめた。
内容は、自分の息子をプロ野球の選手にすることを夢見た両親。
息子は期待に応え、圧倒的な天才的なバッターに育っていく訳だが、
その人生を追っていくという展開です。
しかもその天才振りが常識の範疇を越えた怪物です。
その圧倒的な力量こそ読者がスカッとする瞬間でもあります。
一見平凡そうですが、何故かグイグイ引き込まれる内容でした。
それほど斬新なこともなかったのですが、野球というキーワードに食いついた可能性は否めません。
文章は読みやすいのでサクサク進めるし、所々にイベントを盛り込んでるので
倦怠感はさほど感じないです。
最後はちょっと物足りないなって気はしましたがなかなか楽しめました。
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