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2012年09月06日の雑記
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さまよう刃(東野圭吾)読了。
少年犯罪の是非を問う法律社会へのアンチテーゼ。
最愛の娘が最悪の形の果てに殺された父親は、
死に追いやった少年に復習することを誓う。
未成年者は法で守られ、数年後にはノウノウと出所するからだ。
少年保護法──将来のことを考えて成り立つこの法案には、
被害者の悲痛な思いは一切考慮されていない。
被害者はただ泣き寝入りするだけなのか?
そこに制裁を加えるべき行動を起こすのが今回の主人公である。
これは現代社会へのアンチテーゼである。
内容は上記の通り、リアルな話であり共感する部分もそこそこある。
ストーリーを楽しむというのとはちょっと違いますが、悪くはありません。
中毒性はあまりありませんが、密接なテーマなだけに深みはありました。
色々ツッコミ所も多いですが、それなりに楽しめる作品ではりました。
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