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青の炎(貴志裕介)読了。
今までの貴志裕介作品と比べて、かなり作風が変わってました。
科学や、ナイフ、針など、かなりどうでも良い蘊蓄が鏤めまくられてます。
ストーリーを楽しみたいのに、勉強してるのか?
と勘違いするような程、無駄な知識が多く登場します。
まぁそれらを吸収する楽しみもありますが娯楽としてはNGでしょう。
そんなことが半分くらい過ぎた後、漸く一つの節目を迎えます。
そこで漸くストーリーが動き出すといった感じ。
そこからは多少は面白くなりますが、今一な感じは否めない。
ストーリーは、家族3人平和に暮らしていたが、
離婚した元夫が登場することで、ぼろぼろになってしまう。
殺すしかない! ということで、殺人計画を淡々と練り上げ実行に移す。
その後の葛藤などを主人公の少年の情景描写を描く作品になってます。
よって視点が犯人側となりますが、最後の方で刑事が次々ロジックの綻びを追求するシーンはそこそこ盛り上がりました。
探偵が真相を暴く解決編的なシーンですね。
全体としては今一パッとしない内容でした。
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