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プラチナデータ(東野圭吾)読了。
国民の遺伝子情報から犯人を特定するDNA操作システム。
天才数学者・蓼科早樹が作り上げたシステムである。
それを持ってしても犯人特定に至らないケースが登場する。
DNAの登録は義務化されていない為、圧倒的にデータが足りないからだ。
そんな中、衝撃的な殺人が発生し物語は急転する。
何とシステムが導き出した犯人に主人公の名前を弾き出したのだ。
推理小説というよりはサスペンス的な要素が強いです。
トリックとかそういうの抜きですね。
前半から数々のキーワードが登場し伏線を張りながら、
読み進めていくうちに徐々に解明していく展開。
どんどん引き込まれますね。面白いです。
一人の視点だけではなく、複数の人物視点で描かれており、
絶妙に物語と結合させているのが上手いです。
そしてクライマックスでは一気に解決する訳ですが、
完全にクリアになる訳じゃないのが惜しいですね。
『プラチナデータ』というタイトルにも非常にマッチした作品でした。
2013年に映画化されるので是非見に行きたいです。
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