.................................................
<< 12年03月 >>
26 27 28 29 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31


最近のコメント
10/07 北本
09/29 拝承
07/28 北本
07/20 ばてれん
10/26 北本
.............................
何となくリンク
.............................

2023年
03月
05月
10月
2022年
06月
2021年
01月 02月
2020年
02月
05月
09月
2019年
04月 05月
08月 09月
2018年
01月 02月 03月
04月 05月 06月
09月
10月
2017年
01月 02月 03月
04月 05月 06月
07月 08月 09月
10月 11月 12月
2016年
01月 02月 03月
04月 05月 06月
07月 08月 09月
10月 11月 12月
2015年
01月 02月 03月
04月 05月 06月
07月 08月 09月
10月 11月 12月
2014年
01月 02月 03月
04月 05月 06月
07月 08月 09月
10月 11月 12月
2013年
01月 02月 03月
04月 05月 06月
07月 08月 09月
10月 11月 12月
2012年
01月 02月 03月
04月 05月 06月
07月 08月 09月
10月 11月 12月
2011年
01月 02月 03月
04月 05月 06月
07月 08月 09月
10月 11月 12月
2010年
01月 02月 03月
04月 05月 06月
07月 08月 09月
10月 11月 12月
2009年
01月 02月 03月
04月 05月 06月
07月 08月 09月
10月 11月 12月
2008年
01月 02月 03月
04月 05月 06月
07月 08月 09月
10月 11月 12月
2007年
02月 03月
04月 05月 06月
07月 08月 09月
10月 11月 12月

2012年03月02日の雑記


φは壊れたね 2012年3月2日(金)21時33分
分類:小説 [この記事のURL]

φは壊れたね(森博嗣)読了。
結論から言うと密室ミステリーです。
マンションの一室にYの時で宙吊りされた死体があり、
胸にはナイフが突き刺さっていた。

また死体発見の一部始終はビデオを録画されている。その意図は?
この作者は兎にも角にも「密室」をテーマにした作品が多いようだ。

情景描写も独特で論理的な観点を取り込んでいる。
ここは個人的に好きな書き方です、自然の中に鋭い書き方というか。
独自のアプローチが施されています。

肝心の内容。

キャラクターの魅力が今一伝わらない。
謎を解明する過程が今一盛り上がりに欠ける。
そしてすっきりしない終わり方。

これでは読者は不満が残るのではないだろうか。
そこに辿り着くまでの過程はそれなりに楽しめたのだが、
驚くような展開もなく、普通にミステリーしてるという感じでした。

数学的な様子も皆無なので若干肩透かしを喰らった気分です。
シリーズものらしいので今後の作品を読むとまた変わってくるかもしれない。


nik5.144