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ある閉ざされた雪の山荘で(東野圭吾)読了。
閉鎖空間に閉じ込められた男女7人が毎晩殺されていく推理劇。
という内容だが実際はそう簡単な内容ではない。
これから舞台稽古が始まる。
豪雪に襲われ孤立した山荘での殺人劇だ。
そう、これは稽古であり実際の殺人ではない。
タイトルは雪の山荘となっているが実際は青空の広がる太陽の下。
いつでも電話は通じる。そう、これは演技なんだ。
だが、1人また1人と現実に仲間が消えていくにつれ、彼らの間に疑惑が生まる。
はたしてこれは本当に芝居なのか? 疑心暗鬼は読書も包み込む。
第三者視点と、主人公視点を交差させながら進むストーリーは
推理劇という名に相応しい展開を見せていきます。
とにかく結末はどうなんだろう? 真相は? 犯人は?
何より、これは本当の殺人なのか? 演技なのか?
まさに先を読み進めたくなる要素がてんこ盛りです。
クライマックスでの探偵役の推理もさることながら、
動機などもしっかりと描かれてすっきりと終わりました。
これはかなり面白かったです。オススメな作品ですね。
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