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殺してもいい命(秦 建日子)読了。
刑事・雪平夏見シリーズ第三弾。今回も非常に秀逸で楽しめる作品でした。
まず特筆すべき点は読みやすさ、そしてストーリーのテンポの良さ。
グイグイ読み進められる展開に引き込まれる要素が上手く絡んでます。
章の前に挿入される前座シーンなどクライマックスで次々ピースが埋まっていくのは気持ちがいい。
そして文章の書き方が上手いです。
そうそう、そうなんだよなぁーと思わず納得してしまうような情景描写。
プロローグからして衝撃的な展開だ。
「殺人ビジネス、始めます。新規開業につき、最初の三人までは、特別価格三〇万円でご依頼お受けします」
いきなりこんな事件で幕を開ける。ただの愉快犯的犯行の訳がない。
犯人だって意外な人物に違いない、そんな期待が先の展開を知りたくて引き込まれてしまう。
腹立たしい登場人物には劇中のヒロインと共に本当に殺意を抱く程、
憎々しく感じ取れる情景描写。何より解りやすいです。
前作、アンフェアな月よりインパクトは落ちましたが非常に楽しめる作品でした。
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