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新世界より(貴志裕介)読了。
上中下の3冊、合計1496頁に及ぶ長編小説です。
舞台は1000年後の日本。呪力という念動力のような力を持つ人々が暮らす世界。
八丁標と呼ばれる結界に閉ざされた町で生活している人類。
悪鬼、業魔の存在、不浄猫、バケネズミ、ミノシロモドキなどなど、
何故これほど奇妙な生き物が跳梁跋扈しているのか?
少年少女が世界に隠された秘密を自然と探求する物語。
上巻、中巻は胸がわくわくするような展開に乏しいが、
下巻に入ると圧倒的展開に発展し、面白さが倍加します。
とにかく世界構想が奥深い。
様々な生命体の存在もさることながら、独特の世界観が和風SFを彷彿させられる。
情景描写も妙に生々しいところが貴志裕介らしい。
区切り区切りのつく所で、気になるテキストを残し先の展開が知りたくなるような伏線を仕込むのが上手いです。
非常に長く、退屈な所もありますが、下巻まで進めば後は一気に読んでしまう勢いがあります。
面白かったです。
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