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2011年10月28日の雑記
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赤い指(東野圭吾)読了。
加賀シリーズです。今回も加賀の着眼点が冴えまくりでした。
シナリオ構成としては、古畑任三郎を彷彿させられます。
読者側は犯人が解っている状態でストーリーが進むからです。
素晴らしいトリックがあるとか、そういった展開もなく、
直ぐに解決できるだろうという印象でした。
実際この小説の本質は探偵役の主人公が犯人を見つける仮定を楽しむのではなく、
その裏に潜む真実を探ることが目的のような気がします。
痴呆症の親を持つ一般的な家庭。
世話をしなければいけないという問題と、苦労、様々な想い。
それらが錯綜し辿り着けた先の結論は果たして‥‥? みたいな展開か?
劇中における加賀の立ち回りは見事と言わざるを得ません。
最後の真実を暴く前に殆どの読者が気付いてしまう点では意外性はありませんでした。
それでも十分に楽しめる内容になっています。
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