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2011年10月23日の雑記
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アンフェアな月(秦 建日子)読了。
「推理小説」に続く刑事 雪平夏美シリーズ第二弾。
アンフェアはTVシリーズから入ったので「推理小説」は読んでいない。
TVシリーズは4回で原作の「推理小説」のネタを使い果たし独自の展開に進んでいくのだが、見事に連鎖するストーリー展開で非常に秀逸でした。
とにかく次々と発覚する新たな犯人像、二転三転どころの騒ぎじゃない。
そんな、まさかの超展開的なシナリオは非常に面白かったです。
当然、推理小説の続編として刊行された本書が気になる訳ですね。
さて実際に読んだ感想。
まず文章のレイアウトが普通の小説とは違いアクティブです。
極端な例で言えば、1ページたったの6文字で終わらせてるシーンもあります。
意味もなくこのようなレイアウトにしているのではなく、
物語の演出に伴ってやってる訳です。
ただの文章に変わりないのですが、レイアウトの書き方で臨場感が出てきます。
章と章の間に黒いページがあるんですが、後半のあの文言は凄いインパクトでした。
こうして見ると単調な文字が並んでいる小説って味気なく感じますね。
当然、小説の内容自体も面白いです。何より読みやすい。
そしてグイグイ引き込まれる展開で一気に読んでしまいます。
これは非常に面白かったのでオススメです。
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