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変身(東野圭吾)読了。
久々のスマッシュヒットと言える作品だろう。
流石は東野圭吾と言わざるを得ません。
世界初の脳移植を行った主人公の性格が徐々に変わっていく。
自分が自分でなくなる自我崩壊の恐怖をリアルに描かれている。
無闇に大袈裟な情景描写をするのではなく、あくまで自然な形で徐々に。
その過程は極めて秀逸なサスペンスだ。
自分の性格に疑問点を持つ辺りから、グイグイ引き込まれていきます。
結末はどうなるんだろう? 今後、どういう展開になるんだ?
中毒性は高い。読み始めたら止まらないですね。実際一気に読み切った。
東野圭吾得意の二転三転といった展開も用意されており非常に満足だ。
そしてクライマックスは、また微妙な感動を孕ませている。
小説の最大の欠点は、残りページ数から終わりが近いことを把握し、
クライマックスの展開をある程度予測可能にしてしまうことだ。
余談だが、ゲームの名は誘拐において、この欠陥は浮き彫りになる。
完全に終わったと思ったら急転直下の展開になるのだが、
ページ数が十分あることから、まだ続きがあるんだと読者に解らせてしまうからである。
当該小説の場合は、それとは逆に、クライマックスが迫ってることが解り
ある程度結末が予測できてしまうのが残念という訳だ。
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