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天空の蜂(東野圭吾)読了。
この作品は今までの東野圭吾作品とは一味違う様相を漂わせている。
それは巨大ヘリコプターを盗み、原子炉の上空に停止させ、
国を脅迫するテロリストイズムを踏襲した作品に他ならない。
この作品は原子力発電所の是非を問う内容になっている。
書かれたのは10年以上前だ。
今、原発問題にシビアになっている時期に、たまたま読んだ訳だが、
いつの時代も変わらないなと実感させられた。
原発に対する意識を国民全体で共有する必要がある、と。
また作品内では専門的な情景描写が多々登場する。
様々な知識を合わせてスケールの大きな作品を作り上げたといった印象だ。
今回の作品は主人公と言える人物は存在しない。
強いて言えば犯人側の人間が主人公だろうか。
とにかく様々な場面にシーンが映り、色々な人物が登場する。
そういう意味では登場人物に対する感情移入は殆ど出来ない。
スケールの大きさの割にハラハラドキドキ感が少ないと思った。
好奇心に導かれるような展開にも乏しいし見せ場も今一です。
読みやすい内容だが何となく薄いストーリーだな、というのが正直な感想。
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