.................................................
.............................
何となくリンク
.............................
|
|
2010年11月02日の雑記
|
秘密(東野圭吾)読了。
引き込まれる要素が強い非常に強く一気に読んでしまう。
事故で妻と娘を失ったと思ったが、娘は生きていた。
しかし目が覚めた娘の魂は妻だった。という設定。
どこかでありそうな設定なのですが、これがまた巧みに物語を演出している。
娘として生きていくことを決めた母は、学生生活に馴染み、
当然、青春を謳歌することになる。
一方、主人公の夫は、そんな娘に対しても妻という認識。
自分の知らないところ(学校)で、男と恋愛関係になったりしないか?
嫉妬する気持ちが痛いほどに解ります。
当然、そうしたいざこざから喧嘩に発展したり、
もう何だかリアルすぎて泣けてきます(ノД`)
本当にこの先、どうなっていくんだろう?
という気持ちで読者を引っ張り最後まで飽きさせない内容でした。
最後の最後にネタバレ的な要素が書き込まれていますが、
結局真相は読者任せという展開。
まぁ多くの読者が主人公と同じ気持ちになると思います。
だからこそ"2発"なのだ。あの台詞はマジでカッコイイと思った。
全てを受け入れたうえでの最後のケジメ、流石と言わざるを得ません。
|
|
|