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2010年08月22日の雑記


オロロ畑でつかまえて 2010年8月22日(日)11時28分
分類:小説 [この記事のURL]

オロロ畑でつかまえて(荻原浩)読了。
ユーモア小説の傑作とのことだったが、
ギャグテイスト馴れした私にとって笑い処が全く分からなかった。

ユーモア小説というぐらいだから、全編に思わず顔がにやけるようなシーンが盛り込まれていると思いましたが、1回もにやけることなく読み終わってしまった。
ギャグテイストな作品と思って読むと期待外れになるので注意。

というより私の考えてるギャグテイストな作品と、
ユーモア小説は全くジャンルが違う気がしました。

ここがユーモアなのか?? と思われるシーンは恐らく、
ど田舎の村人の頓知な会話だと思われる。
(私の笑いのツボは全く刺激されない)

さてユーモア作品ということは忘れて小説本来の内容に触れたいと思う。

まず初めに、この作品は確かに面白かったです。
最初(60ページ)くらいは面白みにかけて退屈ですが、
いよいよアクション起こす展開になると徐々に面白みが増します。

結末はどうなるんだろう?
という期待感が溢れ出して先を読み進めたくなる(ここ超重要)

広告企業の内部事情がほんの少しだけ解ったような気になるのも良かった。
ティーザー(じらし広告)って単語は使えるな! と思いました。

そしてクライマックス。最後の締め方も心地よい。
上手く終わってハッピーエンドと思ったら、更にその先まで用意しているのが憎い演出でした。まさにプレミアムの名に相応しい。

222ページと短めで値段も480円なので手軽に読む小説として良いと思います。


nik5.144