かつて日本製の自動車が米国の、時計が瑞西にそれぞれ大打撃を与えたわけで、やはり時代の変遷とともに日本でしかできないこととその市場を常に模索しなければ旧態依然では早晩行き詰まるのが必然かと。そして企業が大きくなると過去の成功による遺産と失敗したときの責任が大きくなり、行き詰まる前に状況を打開するためのまったく新しい発想というのが出にくくなる進退両難な状態に。あれだ昔、家にビデオデッキが1台しかなかった時代に、同じ時間にアニメが2本放送していてどっちを録画しようか苦悶の末に決めてセットしたら第1話だけ放映開始時間が違っていて再生したら何かバラエティ番組が画面に映ったときの喪失感と言ったら。 |