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死神の精度(伊坂幸太郎)読了。
予想していた以上に面白かったです。
主人公が死神の短編小説。異なる6つの話が詰まってます。
そのどれもにドラマと仕掛けがあり、読者の好奇心を煽っています。
例えば一番最初の話、ある女性にストーカーの如く近寄る男。
何故この男はこんなことをするのか? そこに単純な感情を持ち込まず独自のドラマ性、展開を持ち込んでいきます。
中毒性があるとまではいかないが、読んでいて楽しいと思える小説。
6話構成であるが、それぞれに異なるドラマ性があり、同じ様な話はない。
個人的には「吹雪に死神」の話が好きでした。
吹雪でペンションに閉じ込められた状態で、次々と人が死んでいく。
単純なミステリーのように思えますが、当然そんな訳がなく、
何故このような展開になるのか? 最後の最後に謎を紐解く展開が良かった。
そして短編の中で繋がる「インターテクスチュアリティ」に少しニヤりとする。この作者の得意とする手法らしい。
さて、次はアガサクリスティーの「そして誰もいなくなった」に移りますか。
≪コメント(3)
チャー |
展開拝承。 めん
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09/12/21 23:02:44 |
文福茶釜 |
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09/12/22 07:56:01 |
北本 |
漢字対応不可、麺。
考察は面白そうですね。読み終わってから見てみたいと思います。 関係ないけどRemember11の考察は深すぎて脱帽した覚えがあります。 |
09/12/22 23:51:37 |
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