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2008年06月30日の雑記


G線上の魔王 感想 2008年6月30日(月)23時09分
分類:ゲーム感想 [この記事のURL]

G線上の魔王(Windows 18禁)
http://www.akabeesoft2.com/g_sen/
ジャンル:純愛ドラマ
発売日 :2008年 5/29
Play時間:25時間
総曲数 :67曲(同じ曲のアレンジ含む)
オススメ:★★★★☆

サスペンス的な展開、頭脳戦を押し出した心理的なシナリオ。
普通の恋愛ADVにはない楽しさがそこにありました。

真実を追い求め引き込まれる展開。
疑心暗鬼に苛まされ結末を知りたくなる中毒性の高いシナリオ。

しかしながら各章毎のヒロインシナリオが、どれも今一でした。
普通の恋愛ADV的な展開で、見せ場も今一盛り上がらないなって印象。
各ヒロインが主人公を好きになる過程が殆どないに等しい。
っていうか最初から「好き」前提なシナリオ。

つまり、このゲームはメインシナリオが全てです。
魔王との駆け引き、過去の柵(しがらみ)を溶かしていく過程。
クライマックスは本当にゾクゾクしましたね。
こういうシナリオは本当に好きです。
プレイヤーを疑心暗鬼に持って行く展開も面白い試みでした。

それでも、ああ、やっぱりねというパターンになるんですが、
今までの偶然な演出をどう解明するんだろう? って方に興味が沸きます。
その謎解きに期待してたんですが、何か扱い軽すぎというか、納得できるだけの説明ありましたっけ?

また挿入歌が凄く意外な所で使われて驚きました。
え? このタイミングで挿入歌?? って感じ。
普通、一番感動させたいようなインパクトあるシーン(AIRの青空の挿入タイミングとか)で挿入歌って使われるものなんですが、普通の流れで、突然自然に流れ出すんです。

その前に明かなキラーイベント(ハル号泣シーンとか)があったのに、
そこではなく、こっちで使うとは驚きましたよ。
あそこより見せたい演出あるのか!? みたいで逆に興味を惹かれた。

挿入歌はそのゲームで一番の見せ場と言っても過言ではない。
だからこそインパクトあるイベントで流すのが普通だと思っていた。

だが、何というか、サビに差し掛かる辺りでちょうど泣き所の展開になって
これがまたジワジワと胸にくる演出。
出だしで感動をかっさらうのではなく、胸の奥からじわじわ湧き出る感じ。
すげぇ新鮮。 いやー、こういう演出方法も有りだなって思った。

記憶にある限り、
挿入歌をこのタイミングで流したゲームは初めてプレイした。

ただエピローグがアッサリし過ぎて、え、これで終わり?
みたいな感じはありましたね。


音楽も面白い試みをしています。
殆どの曲がクラシック曲のアレンジ。
中には聴いたことあるような有名な曲も流れて思わずニヤリなことも。

日常系の音楽は普通過ぎて印象に残らないんですが、
見せ場で流れる曲(カッコイイ系)はかなり好きな曲が多かった。

「雌雄」「決着」(←アレンジ元同じですが/ある意味雌雄の別バージョン) 
そして「男の花道」は挿入タイミングおよび曲が熱すぎる。これは必聴です。
あと印象に残ったはやっぱり挿入歌ですかね。

Sound Modeは少々残念な構成。
折角アレンジ元のクラシックタイトルがあるのにSound Modeでは表示されず。
また同じ曲でも別バージョンが多数あったりしますが、全部同じタイトルで並べてある。例えばTrack60〜65が全部「G線上のアリア」になってる。
どれが、どのアレンジなのかが見た目で解りません。

ゲームの演出。
バトルものじゃないので、そういったエフェクト演出は皆無ですが、
キャラクターへの視点変更に遠近感覚を強く意識しています。
背景とキャラのスクロールを同期させ多重スクロールさせてる。
細かい演出ですが地味に良いです。

全体を通して非常に楽しめる作品でした。やって損はないかなと。

全然関係ないんですけど、
7/4から始まるドラマ「魔王」がすげぇ気になってきました。


nik5.144